成山堂書店には海事に携わる方々との多くのつながりがあります。このコラムではそのつながりを形にして、皆様とのつながりを深めていきたいと思っています。

成山堂書店とのお付き合いは、かれこれ20余年に及びます。船会社に入社し、海務関係の部署に配属された際、海事六法を目にしたのが始まりでした。
その後、部署や担当業務が変わっても、船会社内にあって、「成山堂」と銘打たれた書籍を見ないことはなく、仕事柄、その出版目録も入手することがあり、業務のみならず、単純に個人の趣味として買い求めた書籍も何冊もあります。
現在、技術部という造船に関わる部署におり、成山堂書店の書籍との関わりはさらに深まっています。近年購入したのは、全12巻からなる「船舶海洋工学シリーズ」で、これらの書籍は、若手社員の教科書として部内に備えたものでしたが、中堅クラスの社員も、頻繁に繙いては業務に役立てているようです。
ナビゲーターの「なるやま君」の活躍も楽しみで、今後も「頼りにしてますよ!」と背中をポンッと叩きたいところです。

株式会社　商船三井　技術部
小松崎 美穂（こまつざき みほ）