著者名: | 生方良雄 著 |
ISBN: | 978-4-425-76041-1 |
発行年月日: | 1995/11/28 |
サイズ/頁数: | 四六判 202頁 |
在庫状況: | 品切れ |
価格 | ¥1,650円(税込) |
ケーブルカー、モノレール、新交通システムやロープウェイ、トロリーバス等特殊鉄道の構造や歴史を説明。
第一章 鋼索鉄道(ケーブルカー)
鋼索鉄道の起源
戦時中の企業整備による休廃止
戦後の復活と新設
ケーブルカーの名前
四両が行き来するつるべ式もある
サンフランシスコのケーブルカーは循環式
ケーブルカーの線路の長さはケーブルの長さで決まる
ケーブルカーのポイントと軌間
安全なブレーキ
車両のはなし
巻揚所
幹線鉄道の循環式ケーブル・サンパウロ鉄道
懸垂式ケーブルカー
鉄道ではないケーブルカー
新しい都市ケーブル交通機関
ケーブルカーの将来
第二章 跨座式モノレール
ラルティグのモノレールからアルウエッグ・モノレールへ
日本における跨座式は奈良ドリームランドが最初
都市モノレール制度の確立
ゴムタイヤとモノレール
コンクリート桁
跨座式よもやま話
ミニモノレール
日本における跨座式の現状と将来
第三章 懸垂式モノレール
懸垂式モノレールの始まり
日本最初のモノレールは上野に
名古屋と大船にサーフェイジ式が
跨座式と同様懸垂式もしばらく休みが続く
静かなヴェッパータールのモノレール
サーフェイジ式モノレールの成功とその技術
懸垂式モノレールの長所と短所
これからのモノレール
第四章 トロリーバス
日本での始まりは阪急沿線から
国鉄が路面電車との平面交差を拒否
無軌条電車の準拠法令をめぐって
難産した東京のトロリーバス
大阪市も交通調整で開業が遅れる
都市トロリーバスの終えんと山のトロリーバス
バスと電車のあいのこのトロリーバス
静電気ショックは悩みの種
なぜ日本には都市トロリーバスがないか
デュアルモード・トロリーバス
世界では広く使われていながらなぜ日本では?
第五章 案内軌条式鉄道
新交通システムの提言
案内軌条式の始まり
札幌に案内軌条式による地下鉄が開通
案内軌条式の花開く
基本仕様の第一号は西武山口線
案内軌条式の構造
車両の案内軌条システム
電車にみえない電車
安全確保のための構造など
案内軌条式鉄道の今後
第六章 浮上式鉄道
浮上式鉄道の発想
浮上式の研究開発は三十年前にさかのぼる
リニアとは
リニアモーターによる推進
なぜ磁気で浮上するのか
JRマグレヴの進展
HSSTマグレヴの進展
運輸省の実験
イツにおけるトランス・ラピッドの開発
その他の国での開発状況
リニア・鉄輪車両
第七章 ロープウエイ
ロープウェイの始まり
外国におけるロープウェイの展開
ロープウェイの方式
日本のロープウェイの始まり
索道事業規則制定のころ
スピードアップは輸送力増強の手段
ケーブルカーからゴンドラリフトまで
ロープウェイの技術的概念
今後のロープウェイ
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