著者名: | 野口玉雄・村上りつ子 共著 |
ISBN: | 978-4-425-88191-8 |
発行年月日: | 2004/8/18 |
サイズ/頁数: | A5判 148頁 |
在庫状況: | 品切れ |
価格 | ¥1,760円(税込) |
新鮮な貝が麻痺や下痢等の毒をもつのはなぜか、その毒化の仕組から中毒症状、予防措置までを丁寧に解説。全ての食品衛生関係者必読の書。
【目次】
第1章 麻痺(まひ)性貝毒
1 麻痺性貝毒とはなにか
2 麻痺性貝毒を作るプランクトン
3 毒化する生物たち
4 毒の蓄積部位
5 魚類などの被害
6 麻痺性貝毒の化学
7 世界各地の麻痺性貝毒による汚染と中毒状況
8 貝の毒化を予防する
9 毒化した貝は利用できるか
10 国際間のトラブル
第2章 記憶喪失性貝毒(ドウモイ酸)
1 記憶喪失性貝毒とはなにか
2 記憶喪失性貝毒を作るプランクトン
3 毒化する生物たち
4 記憶喪失性貝毒の化学
5 記憶喪失性貝毒による汚染状況
6 記憶喪失性貝毒の利用方法
第3章 下痢性貝毒
1 下痢性貝毒とはなにか
2 下痢性貝毒を作るプランクトン
3 下痢性貝毒の特徴
4 中毒症状
5 毒化状況ならびに出荷規則
6 中毒の事例
7 下痢性貝毒の問題点
8 新しい下痢性貝毒か?
第4章 神経性貝毒
第5章 その他の貝毒
1 スルガトキシン−バイの毒−
2 ベネルピン−アサリの毒−
3 テトラミン−ヒメエゾボラ、エゾボラモドキ等の毒−
4 ベコリン誘導体−エゾワスレおよびアクキガイの毒−
5 光過敏症−アワビ−
6 テトロドトキシン(フグ毒)−巻貝類−
第6章 輸入される貝類の貝毒
第7章 HACCP及びCODEXと貝毒
1 HACCPと貝毒
2 コーデックス(CODEX)による国際規格
3 PSPで毒化したホタルガイの貝柱は有毒か無毒か
4 食品安全基本法とリスクアナリシス(リスク分析)
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