著者名: | 大房 剛 編著 |
ISBN: | 978-4-425-82941-5 |
発行年月日: | 2001/5/28 |
サイズ/頁数: | B5判 250頁 |
在庫状況: | 品切れ |
価格 | ¥7,040円(税込) |
大きな転機を迎えている海苔産業を豊富な資料・写真で詳しく解説。将来の活路を見い出す1冊。データブックとしても最適。
【目次】
第1章 日本での水産業の推移
1.1 水産業生産金額合計の推移
1.2 漁業部門別生産金額の推移
1.2.1 遠洋漁業での推移
1.2.2 沖合漁業での推移
1.2.3 沿岸漁業での推移
1.2.4 海面養殖業での推移
1.2.5 年度ごとの合計金額を100とした漁業部門別比率の推移
1.2.6 1970年の生産金額を100とした比率の推移
1.3 海面養殖業での種類別金額の推移
1.3.1 海面養殖業での種類別生産金額の推移
1.3.2 各年ごとの合計金額を100とした種類別比率の推移
1.3.3 1970年の生産金額を100としたそれぞれの比率の推移
1.4 水産業の中での「のり」の位置
トピックス1 美しい海苔の見分け方・上手な使い方
第2章 日本での「のり養殖業」の推移
2.1 生産枚数の推移
2.1.1 1900年から1970年までの生産枚数の推移
2.1.2 1950年から1970年までの生産枚数の推移
2.1.3 1970年から現在までの生産枚数の推移
2.2 平均単価の推移
2.2.1 単価の推移
2.2.2 1970年の単価を100とした比率の推移
2.3 生産金額の推移
2.3.1 生産金額の推移
2.3.2 1970年の生産金額を100とした比率の推移
2.4 柵数の推移
2.4.1 漁場の種類別・柵数の推移
2.4.2 年ごとの柵数合計を100とした比率の推移
2.4.3 1970年の柵数を100とした比率の推移
2.5 経営体数の推移
2.5.1 経営体数の推移
2.5.2 1970年の数を100とした比率の推移
2.6 経営体当たり養殖実態の推移
2.6.1 経営体当たり柵数の推移
2.6.2 柵当たり生産枚数の推移
2.6.3 経営体当たり生産枚数の推移
2.6.4 経営体当たり生産金額の推移
2.7 利潤の推移
2.7.1 単価と製造費の推移
2.7.2 経営体当たり利潤の推移
2.8 養殖実態のまとめ
トピックス2 乾し海苔再乾燥の方法
第3章 生産枚数の増加に役立った技術
3.1 品種の選別
3.1.1 「アサクサノリ」・「浅草海苔」そして「あさくさのり」
3.1.2 技術や資材などの進歩
3.1.3 アサクサノリ
3.1.4 スサビノリ
3.1.5 オオバアサクサノリ
3.1.6 ナラワスサビノリ
3.1.7 壇紫菜
3.1.8 岩のり
3.2 人工採苗
3.2.1 ノリの一生
3.2.2 糸状体の培養
3.2.3 人工採苗技術の開発
3.2.4 人口採苗技術普及の結果
3.3 浮き流し養殖法
3.3.1 ノリ養殖の始まり
3.3.2 網ヒビの開発
3.3.3 化学繊維製のり網の開発
3.3.4 浮き流し養殖法の開発
3.3.5 浮き流し養殖法普及の結果
3.3.6 浮き流し漁場での海苔と支柱漁場での海苔の比較
3.3.7 育苗期間での問題点(人工干出法の開発)
3.4 のり網の冷蔵保存法
3.4.1 のり網冷蔵保存法のヒント
3.4.2 入庫までの要点
3.4.3 出庫時での注意点
3.5 作業の機械化
3.5.1 摘みの機械化
3.5.2 抄きの機械化
3.5.3 全自動海苔抄製機
トピックス3 海苔の厚さ
第4章 派生してきた技術
4.1 のり簀更正剤
4.2 消泡剤
4.2.1 ゴマ油・サラダオイル
4.2.2 シリコン消泡剤
4.3 等級印字用スタンプインク
4.4 酸処理剤(活性処理剤)
4.4.1 酸処理剤の生い立ち
4.4.2 初期の酸処理剤
4.4.3 酸処理方法の機械化とその影響
4.4.4 酸処理剤組成の変化
4.4.5 酸処理剤の問題点
トピックス4 海苔判
第5章 発生した問題点
5.1 異臭の海苔
5.2 重金属類の蓄積
5.2.1 水銀
5.2.2 カドミウム
5.2.3 ヒ素
5.3 マラカイトグリーン
5.4 異物の混入
5.5 生菌数
5.5.1 生菌数の増加原因
5.5.2 生菌汚染の防除方法
5.5.3 生菌数の限界
5.6 ダイオキシン
トピックス5 クモリの原因
トピックス6 海苔の美味しさ
第6章 県漁連別養殖実態の推移
6.1 全国
6.2 宮城県漁連
6.3 千葉県漁連
6.4 愛知県漁連
6.5 三重県漁連
6.6 兵庫県漁連
6.7 岡山県漁連
6.8 広島県漁連
6.9 山口県漁連
6.10 徳島県漁連
6.11 香川県漁連
6.12 愛媛県漁連
6.13 柳川大川漁連
6.14 大和高田漁連
6.15 大牟田漁連
6.16 佐賀県有明海漁連
6.17 長崎県漁連
6.18 熊本県漁連
6.19 大分県漁連
6.20 鹿児島県漁連
トピックス7 海苔の裏表
トピックス8 「焼く」ことの意味
第7章 消費形態の推移
7.1 用途別消費枚数の推移
7.1.1 用途別需要推定量の推移
7.1.2 年ごとの合計を100とした比率の推移
7.1.3 1980年の枚数を100とした用途別比率の推移
7.2 入札価格区分別の推移
7.2.1 価格区分別枚数の推移
7.2.2 年ごとの合計を100とした価格区分別比率の推移
7.2.3 1980年の枚数を100とした価格区分別比率の推移
7.3 地域別・価格区分別の推移
7.3.1 価格区分別枚数の地域別推移
7.3.2 年ごとの地域別合計を100とした価格区分別比率の推移
7.3.3 年ごとの価格区分別合計を100とした地域別比率の推移
7.4 価格変動の原因
7.4.1 それぞれの用途と海苔質
7.4.2 価格改善の方法
第8章 流通業界での推移
8.1 商品形態の変化
8.2 処理技術の改善
8.3 衛生面での問題点
8.3.1 吸湿の防止
8.3.2 生菌数の増加
8.3.3 虫の発生や異物混入の防止
8.3.4 関連商品についての問題点
第9章 海苔業界の今後
9.1 漁業センサスから、生産者数の減少・老齢化
9.2 経営体当たりの利潤
9.2.1 経営体当たり利潤の推移
9.2.2 協業化での利害
9.2.3 通年生産による大規模製造
9.3 生産枚数と海苔質の今後
9.4 検査基準の見直し
9.5 流通業界の変化
9.6 残されている問題点
9.6.1 海苔生産枚数の減少
9.6.2 販売価格を上げるには
9.6.3 危機管理への対応
9.7 将来についてのまとめ
トピックス9 海苔の保存法
トピックス10 バター臭い佃煮
第10章 外国でののり養殖
10.1 韓国でののり養殖
10.1.1 のり養殖の歴史
10.1.2 生産枚数の推移
10.1.3 養殖品種の改善
10.1.4 露出式浮き流し養殖法
10.1.5 生産の方法と問題点
10.1.6 日本と韓国の養殖実態の比較
10.2 中国でののり養殖
10.2.1 のり養殖の歴史
10.2.2 生産枚数の推移
10.2.3 半浮動筏式養殖法
10.2.4 中国での海況
10.2.5 生産の方法と問題点
トピックス11 協業の普及
第11章 海苔の輸出・輸入状況の推移
11.1 乾海苔輸出状況の推移
11.1.1 乾海苔の輸出状況の総計での推移
11.1.2 乾海苔の国別輸出状況の推移
11.2 加工海苔輸出状況の推移
11.2.1 加工海苔輸出状況の総計での推移
11.2.2 加工海苔の国別輸出状況
11.3 韓国からの海苔輸出状況
11.3.1 韓国からの乾海苔輸出状況
11.3.2 韓国からの海苔調整品の輸出状況
11.4 海苔の輸入状況
11.4.1 乾海苔の輸入状況
11.4.2 加工海苔の輸入状況
11.5 海苔の海外市場
トピックス12 味付け海苔
トピックス13 海苔の有効成分
のり年表
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