水産・海洋ライブラリ9 ヘルスフード科学概論


978-4-425-88111-9
著者名:矢澤一良 著
ISBN:978-4-425-88111-9
発行年月日:2003/5/18
サイズ/頁数:A5判 148頁
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近年、食品関係者だけでなく一般の人々の間でも食と健康に対する意識が高まっています。EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった言葉もすっかり定着した感があります。一方、食品開発の現場では消費者の健康志向に応えるべく、ヘルスフードの概念から特許戦略に至るまで総合的な食の知識が求められるようになってきました。
本書は、食品産業に携わる人が食と健康を考える上で必要となる知識や食品研究・開発のあるべき姿をまとめたものです。  内容は、食品産業の現状、予防医学の概念、臨床試験の組み立て方、機能性食品素材の探索等についてそれぞれ専門の著者が解説しています。数式・化学式による説明は極力省き、食品開発関係者であれば理系・文系に関わらずスムーズに読むことができます。
ヘルスフードの基礎を学ぶ学生の教科書として最適であるばかりでなく、食品開発担当者、ヘルスフードビジネスの起業家にとっても有用な情報が盛り込まれた一冊です。 【目次】

【目次】
1.プロローグ
 1‐1 食品産業への順風は
 1‐2 食品産業への逆風は
 1‐3 量(Quantity)の確保
 1‐4 悪い性質(Bad Quality)の排除
 1‐5 良い性質(Good Quality)の追求
 1‐6 食農連携
 1‐7 産学官連携
 1‐8 分析評価技術は研究の根本
 1‐9 おわりに 2.予防医学とヘルスフード科学
 2‐1 予防医学の概念
 2‐2 食品の昨日と健康の三原則
 2‐3 ヘルスフード科学の概念
 2‐4 ヘルスフードの実践
 2‐5 ヘルスフード科学研究の今後の展開

3.機能性食品(ヘルスフード)の開発戦略
 3‐1日本経済から見たヘルスフード研究・開発の重要性
 3‐2 ヘルスフードの制度と今後の展望
 3‐3 ヘルスフード市場のこれから
 3‐4 臨床試験の組み立て方
 3‐5 特許戦略と大学での起業理念

4.ヘルスフードの研究・開発方法
 4‐1 機能性食品(ヘルスフード)素材の探索研究法
 4‐2 ヘルスフードの製品開発
 4‐3 マリンビタミンとマリンゲノム

5.エピローグ
 5‐1 産学協同から産学連携へ
 5‐2 今なぜ産学連携か
 5‐3 大学の使命と産業界の使命
 5‐4 特許を取ること
 5‐5 特許の権利の帰属
 5‐6 大学と産業界の透明で対等な関係による連携


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カテゴリー:水産 
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