災害と空港ー救援救助活動を支える空港運用


978-4-425-86301-3
著者名:轟 朝幸・引頭雄一 編著
ISBN:978-4-425-86301-3
発行年月日:2018/2/28
サイズ/頁数:A5判 212頁
在庫状況:在庫有り
価格¥3,080円(税込)
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航空交通の玄関口となる「空港」は、地震による津波が想定される一部の沿岸地域を除き、被災した際の直接の被害は軽微である可能性が高い。これまでに起きた大規模災害時にも空港は、その救助救援等の活動に際してさまざまな役割を果たしてきた。

本書は、今後予測される大震災などさまざまな災害における空港の救助救援活動拠点としての役割について、東日本大震災の事例を参照しながら解説する。そして、航空機による救助活動を担う、警察、消防、自衛隊、海上保安庁など関係機関のほか、自治体や病院などの組織との連携や、その際の運用等について、実際の災害、被災空港を事例として概説するとともに、研究・分析を通じて今後の災害対応空港としてのあり方について提言を行う。



【はじめに】

日本は、災害大国といっても過言ではない。地震、津波、台風、洪水、高潮、土石流、大雪、噴火など、多様な災害が全国いたるところに襲ってくる。
近年でも、東日本大震災(2011年)、広島土砂災害(2014年)、関東・東北豪雨(2015年)、熊本地震(2016年)など、大規模災害が相次いでいる。大規模災害が発生した際、地震や津波、水害等により広域に被害が及ぶ場合には陸上交通ネットワークは寸断され、復旧に時間を要することが予想される。一方で航空ネットワークは、上空の航空路が地震動や津波の被害を受けることがなく、陸上にある空港さえ被害を受けなければ機能障害は生じない。東日本大震災でも、大津波が襲った沿岸に立地する仙台空港を除き、被災地内の空港でも地震被害は軽微であった。つまり、災害発災直後においては比較的災害に強い空港は迅速な救助救援活動に欠かすことができない重要な役割を担っている。
大規模災害時の航空機による諸活動は、消防・警察・海上保安庁・自衛隊・米軍・病院・航空会社などのさまざまな組織によって行われる。これらの各組織による活動を支える空港においても、空港管理者(国管理空港は国土交通省、地方管理空港は地方公共団体)、航空管理担当者(CAB)、ターミナルビル会社、航空会社、消防・警察航空隊、空港ビルに入居する商業事業者など、多種多様な関係者によって運用されている。多くの関係者の密な連携がなければ、災害時の特殊事情において支障を来すことが想像できる。災害時に空港が救助救援活動の拠点としての機能を十二分に発揮するためには、日常の空港運用とは異なる特殊な運用がなされる必要がある。そこで著者らは、東日本大震災における多様な組織による航空機の活動実態および活動拠点であった空港の利用状況について調査し、そこでの課題から将来へ向けての提言を行ってきた。
本書は、これらの成果をまとめたものである。第1 編「実態調査編」では、第1章において、東日本大震災時の空港を含めた都市間交通インフラの被害と機能障害の状況を紹介しながら、大規模災害時の航空と空港の役割について概観している。第2 章では、大規模災害時において航空機による活動を行うおもな組織と体制について整理している。第3 章では、東日本大震災時に活動した航空機の空港利用状況を飛行記録データの分析により定量的に把握した結果を紹介している。第4 章では、東日本の空港関係者へのインタビュー調査から、災害支援において、空港がどんな役割を果たしたのか、そこでの課題はなんだったのかをまとめている。また、阪神淡路大震災や熊本地震、クライストチャーチ地震での空港運用の実態も紹介している。
次に、第2 編「研究調査編」では、第1 編で得られた知見を踏まえて、今後の災害に備えるためのいくつかの空港運用に関する研究成果を紹介している。
第5章では、大規模災害時の航空機活動の制約となる可能性のある空港容量について、数値シミュレーションによる評価を試みている。第6 章では、待ち行列理論を適用して、災害時の空港での航空機待機時間を短縮するための施策評価分析をしている。第7 章では、南海トラフ巨大地震を想定した高知県における航空機による救助救援活動を効果的に行うための空港およびフォワードベース(前線基地)の配置について分析している。第8章では、防災拠点空港に必要な施設の配置計画について検討している。
最後に、第3編「提言編」第9章では、大規模災害時の空港運用のあり方および空港運用に配慮した空港整備のあり方について検討し、南海トラフ巨大地震などの今後の大規模災害への備えの重要性について提言している。近い将来に発生すると危惧されている首都直下型地震や南海トラフ巨大地震などの大規模災害において、ここにまとめた知見が生かされ、減災に貢献できればと願っている。
なお、本研究プロジェクトは、2011年度航空政策研究会「研究プロジェクト」支援およびJSPS科学研究費JP25282120の助成を受けて調査研究を進めてきたものであり、本書はJSPS科学研究費JP17HP5244 の助成を受けて出版したものである。

2018年2月
編著者

【目次】

第1編 実態調査編
第1章 大規模災害時の航空と空港
 1-1 東日本大震災における都市間交通の機能障害
 1-2 災害時における航空機活動と空港
 1-3 わが国の空港
 1-4 東日本大震災による空港の被害

第2章 災害時の航空機運航に関する組織と体制  2-1 災害時に活動するヘリコプターの運航主体と役割
 2-2 災害時の全国的な支援体制
 2-3 各組織における全国的な東日本大震災時の対応の動き
 2-4 多様な主体が運航するヘリコプターの運用調整に関わる体制

第3章 東日本大震災時の航空機運航の実態分析  3-1 離着陸回数の状況
 3-2 飛行目的別離陸回数の状況
 3-3 運航者別の駐機状況
 3-4 3 空港の利用状況の比較

第4章 東日本大震災時の空港運用の実態と課題  4-1 花巻空港
 4-2 山形空港
 4-3 福島空港
 4-4 インタビュー調査のまとめと空港運用に関する一考察
  コラム① 阪神・淡路大震災時の空港運用
  コラム② 熊本地震時の空港運用
  コラム③ ニュージーランド・カンタベリー地震時の空港運用

第2編 研究調査編
第5章 大規模災害時の空港容量評価シミュレーション
 5-1 大規模災害時の地方空港の運用上の課題
 5-2 地方空港の施設制約と災害時の特殊運用の空港容量への影響
 5-3 統合型空港容量評価シミュレーションの開発とケーススタディ
 5-4 まとめ

第6章 航空機待ち時間短縮のための空港運用  6-1 航空機待ち時間推定モデル
 6-2 分析結果
 6-3 まとめ

第7章  空港と場外離着陸場の連携方策シミュレーション─高知県の南海トラフ巨大地震を想定して─  7-1 南海トラフ巨大地震発災後の高知県の受援計画
  7-2 シミュレーションの設定
 7-3 シミュレーションの実施と結果
 7-4 まとめ

第8章 空港の防災拠点化のための空間計画  8-1 防災拠点空港のレイアウトの必要性
 8-2 災害時の空港運用の現状
 8-3 防災拠点空港に必要な機能
 8-4 分 析 方 法
 8-5 ケーススタディ
 8-6 まとめ

第9章 災害時の空港運用の向上にむけて  9-1 東日本大震災から得られた教訓
 9-2 南海トラフ巨大地震に対する空港の備えの状況
 9-3 災害時に求められる空港の課題と提言



この書籍の解説

日本は起伏に富んだ地形を持つ火山国で、南北に細長く、大きな海の端、プレートの境目に存在します。地震、津波、台風、水害、土石流、雪害や火山噴火、ありとあらゆる自然災害が日本全国に起こり、襲ってくる可能性があります。
最も災害に強い交通インフラは何でしょう?普通の自動車は道路が寸断されれば動けませんし、列車も土砂災害等で線路が塞がったり切れたりすれば復旧に時間がかかります。船は水のあるところしか通れません。航空機はどうでしょう?ヘリコプターが遠隔地の医療や、負傷者の救助に活躍している姿を報道でよく見ます。航空機やヘリコプターは、発着できる陸地があれば災害支援において役立ちそうです。
大規模災害が発生し広域に被害が及んだときも、地震や津波の場合であれば上空は被害を受けません。陸上の空港さえ無事であれば、航空ネットワークは機能するのです。東日本大震災においても、被災地沿岸の仙台空港以外の空港は、地震被害は大きくありませんでした。
このことから、空港は気象災害以外の災害に比較的強く、迅速な救助・救援活動の拠点として重要な役割を果たし得ると考えられます。今回ご紹介する『災害と空港』では、災害時における空港の有効な運用方法を、過去の事例の紹介と検証を通じて考察します。
大規模災害時に、航空機はどのような活動を行っているのでしょうか。救助・救援・復興支援活動は、消防・警察・海上保安庁・自衛隊・病院などの様々な組織が関わり、連携して行われます。これを支える空港においても、空港管理者、ターミナルビル会社、航空会社等多種多様な関係者によって運用されています。
混乱した災害時に、多くの組織が関わる救護・支援活動の拠点として空港はどのように動くべきか。平時にシミュレーションを繰り返しておくことで、有事の際の行動がはっきりしてくるでしょう。

この記事の著者

スタッフM:読書が好きなことはもちろん、読んだ本を要約することも趣味の一つ。趣味が講じて、コラムの担当に。

『災害と空港ー救援救助活動を支える空港運用』はこんな方におすすめ!

  • 自治体の防災担当者の方
  • 航空会社職員の方
  • 空港ビルテナント等で働く方

『災害と空港ー救援救助活動を支える空港運用』から抜粋して3つご紹介

『災害と空港』から抜粋していくつかご紹介します。広い滑走路を持つ空港は、一部の沿岸地域を除き、災害時の被害が軽微である可能性が高いと考えられます。これまでの大規模災害でも、空港は救助活動の拠点として使われてきました。南海トラフ地震等の今後起こりうる大規模災害に対して、自治体や病院、警察、消防、自衛隊等との連携について、これまでの事例を引きつつ有効な運用方法を考察します。

災害時の全国的な支援体制

①緊急消防援助隊(消防・防災) 緊急消防援助隊(通称:緊援隊)は、阪神・淡路大震災を教訓に、全国の消防機関による応援を速やかに実施するために創設されました。
緊急消防援助隊は、指揮支援部隊と都道府県大隊で構成されます。都道府県大隊には、都道府県隊指揮大隊の他、役割別の中隊が含まれています。それぞれの中隊に属する消防車両や救急車などの車両が派遣され、活動を行います。ヘリコプターは航空中隊に属します。
大規模災害の場合は、あらかじめ都道府県ごとに被災地へ応援に駆けつける緊急消防援助隊(第一次出動都道府県隊)が定められています。他県からの緊急消防援助隊による援助を受ける被災都道府県は、あらかじめ受援計画を策定しておく必要があります。

②広域緊急援助隊(都道府県警察) 警察においても、消防と同様の全国的な援助体制が整っています。阪神・淡路大震災を契機に、災害対策専門のエキスパートチームとして広域緊急援助隊(通称:広緊隊)が創設されました。
東日本大震災後には、警察災害派遣隊が組織されました。警察災害派遣隊は、発災直後に派遣され自活する即応部隊と、一定期間経過後に派遣される一般部隊で編成されています。即応部隊は、広域緊急援助隊、広域警察航空隊、機動警察通信隊、緊急災害警備隊の4部隊があります。

③DMAT(災害派遣医療チーム) 災害が発生すると、DMATと呼ばれる災害派遣医療チームが全国から被災地に向けて出動し、被災地で医療活動を行います。医師、看護師、事務調整員から編成され、災害発生から48時間の災害急性期に医療活動を行うチームです。
被災地までは緊急車両や自家用車による陸路や自衛隊のヘリコプターや固定翼機、ドクターヘリによる空路で医療資機材とともに移動します。
出動要請があると、DMAT本部が被災地内に参集拠点を設定し、統括DMATの指示のもと各DMATが連携し活動します。
活動拠点は、被災地の災害拠点病院と広域搬送を行うために臨時に設けられる医療拠点であるSCU(広域搬送拠点臨時医療施設)があります。災害拠点病院で活動するDMATは災害拠点病院の医療支援を行い、SCUのDMATは負傷者にトリアージを行い、被災地内外の医療機関への采配を行います。SCUが展開される場所としては、空港が適しています。

④自衛隊 自衛隊は、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊から構成されており、各隊が活動します。通常の災害では、大臣または大臣が指名する者が部隊派遣を行いますが、東日本大震災では被害が大きかったことから、陸上自衛隊東北方面総監を指揮官とする災統合任務部隊を陸・海・空で編成し活動しました。

大規模災害時には、多くの組織が連携して動かなくてはなりません。多数の車両・ヘリコプター、固定翼機を集め、救援資材の積み込みや燃料補給を行うためには、広い場所が必要です。そのために空港は最適なのです。空港を医療拠点とすることで、被災地の各所から搬送されてきた負傷者にすぐに緊急処置を施し、よりよい医療体制の整った場所へ移すことも容易です。

熊本地震時の空港運用

2016年4月の熊本地震では、高速道路や新幹線等の交通インフラ施設にも被害が生じました。しかし熊本空港は震源地に近いにもかかわらず被害が軽微で、発災直後から航空機やヘリの発着が可能でした。同空港が地盤条件の良い場所にあり、管制塔も耐震改修済みであったこと、地上機器等の正常動作確認がすぐに行えたことなどが理由として考えられます。

旅客ターミナルビルでは、全面改修と耐震対策により被害は小さく済みましたが、建物の境界箇所で一部の構造部材に被害が生じました。応急復旧を行い、本震から3日目には一般旅客便の発着を再開しています。

その結果、熊本空港は発災後安全点検を経て直後より24時間体制で緊急支援機の運航が可能となったのです。地震発災直後より、 緊急消防援助隊として東京都以西の都府県から多くの消防航空隊が熊本空港に入り、救助・救援活動を行いました。

熊本空港には、陸上自衛隊高原分屯地や熊本県防災消防航空センター、熊本県警察航空隊基地が隣接して設置されており、ヘリなどによる被災地への支援活動の交通拠点としての機能が発揮されました。

さらに熊本空港には、熊本県防災駐機場が整備されており、こちらには警察庁ヘリや他県警察からの応援ヘリが駐機しました。熊本県防災駐機場は、東日本大震災を教訓とし、南海トラフ地震に備えて防災機能を強化したものです。

この熊本県防災駐機場に、熊本県防災消防航空センターおよび熊本県警察航空隊基地を移転合築し、2017年11月 「熊本県総合防災航空センター」が開所しました。

熊本空港は被災地にあったものの、地盤の丈夫な場所に作られていたため、航空ネットワークを用いた救援の拠点として地震直後から運用されました。その上自衛隊駐屯地等も近く、まさに好適な環境だったといえるでしょう。地震を経て、総合防災航空センターが設けられ、更に機能は強化されたのです。

日本における災害管理ネットワークと空港

日本は自然災害が多く、過去の災害を教訓として災害管理計画が綿密に立てられています。東日本大震災後に策定された中部圏地震防災基本戦略では、広域防災拠点として公共施設、県庁、空港、港湾といった現状のインフラを活用した災害管理ネットワークが考案されています。

広域防災拠点は、以下の要件に従って配置されています。

①甚大な被害の危険性の低い土地にあること
②市街地の周縁部に配置すること
③他の広域防災拠点との中核的な位置にあること
④交通の結節点付近に配置し、輸送基盤を最大限活用できること
⑤活動スペースが十分に確保できること
⑥情報共有設備を配備可能であること
⑦燃料・食糧等の備蓄を行うことができること

中部圏では、名古屋空港と静岡空港が基幹的広域防災拠点空港として指定されています。しかし現在の計画では、災害対応拠点として空間計画を具体的に定める手順はまとめられていません。

そこで静岡空港を対象に、ベースキャンプとステージングエリアの各施設のスペースと位置を割り当て、適切なレイアウトを考えてみます。

《ベースキャンプのレイアウト》
ベースキャンプのレイアウトで、トイレとシャワーの隣接関係は、水インフラを共有していることから近接することが望ましいでしょう。次に、各施設の隣接関係および相対的なスペースの大きさを考慮した場合、宿泊とダイニングキッチンがベースキャンプの総面積の大部分を構成していることがわかりました。

《ステージングエリアのレイアウト》
すべての施設が、他の何らかの施設と互いに「隣接すべき」か「隣接を推奨」と考えられます。これは、基本的な建築計画の考え方に基づいています。
オープンエリアである屋外物資ハンドリング、フリースペース、駐車場は、支援物資の円滑な流れを助けるために互いに近く割り当てられています。フリースペースと駐車場の隣接は、緊急時の予期せぬ事態への迅速な対応のためです。駐車場の面積が最も大きいのは、支援物資に用いる車両や物資のスペースが重要なことを反映しています。

《レイアウトプラン》
静岡空港の大規模な広域防災拠点構想エリアとして利用可能な空きスペースとして、約16ヘクタールが確保されています。この用地にベースキャンプの概要設計図とステージングエリアの概要設計図を元にした災害拠点エリアをレイアウトしてみました(レイアウト案は本書をご参照ください)。
プランに対する静岡市職員の意見は以下の通りでした。
・災害対策基本計画における空間計画は柔軟な計画として扱われるべきである。自然災害は不確実性が高いため、テントのような一時的な構造物を用いる必要がある
・用意する施設の優先順位は、空港の容量や災害の規模に大きく依存するが、提案されたレイアウトプランは適用可能である。
このように、静岡空港では空間計画モデルが適用可能です。日本にはこのような大きな空きスペースを持つ空港はほとんどないものの、災害の状況に応じて必要性の高い施設に優先順位を付けることにより、スペースに余裕のない他の空港でもコンパクトなレイアウトプランを提案できると考えられます。
しかし、空港を災害対応拠点として利用する際には、道路状況やライフライン等の被災状況を考慮したうえで役割を定める必要があります。また、法的な問題や空港内および周辺設備との技術的な制約も事前に検討しておくべきでしょう。

空港を広域災害拠点として利用することを考えたとき、まず空港内に十分な空きスペースがあるかどうかを考える必要があります。南海トラフ地震や富士山噴火等を警戒する必要がある中部圏の静岡空港には、利用可能な空きスペースがあります。災害対応拠点の様々な機能をモデル化し、関連性等を考慮して配置することで、緊急時にも対応しやすい拠点を設けることができるでしょう。レイアウトプランは図を用いて進めていきますので、本書をご参照くだされば、よりわかりやすくなっています。

『災害と空港ー救援救助活動を支える空港運用』内容紹介まとめ

東日本大震災では、航空機が救助・救急搬送、物資輸送に活躍しました。その拠点となったのは、地方空港です。かつての大規模災害における空港の役割を再検証し、これから予想される大規模災害において、空港が災害対応の拠点として最大限に有効性を発揮できるよう、各所との連携と運用方法について提案を行います。

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カテゴリー:航空 
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