著者名: | 山﨑敏男 画・文 |
ISBN: | 978-4-425-48132-3 |
発行年月日: | 2022/10/28 |
サイズ/頁数: | B5判 208頁 |
在庫状況: | 在庫有り |
価格 | ¥2,640円(税込) |
海に関する専門学校(海上技術学校・海上技術短期大学校)で長らく教鞭をとってきた著者が、海や船に関するロープ・ワークを中心に、日常生活から園芸・アウトドア・レジャーまで多方面で重宝されている色々なロープ・ワークについて、カラーで見やすく大きな図を用いて、簡潔明瞭な解説をつけてまとめた。名著「図解実用ロープワーク」を引き継ぐ良書。
改訂版では約60種類のロープワークを、これまでよりも見やすく、わかりやすく説明しています。平面ではなく立体的に表現することで、迷わず結ぶことができます。
【まえがき】
思い起こすと、すでに四十年以上前となる昭和48年9月に神戸商船大学(現神戸大学海事科学部)商船学部航海科を卒業後、同年10月に東京タンカー(株)(現JX オーシャン(株))へ入社し二等航海士になったことが、人生という航海に乗り出した最初でありました。以来、運輸省(現国土交通省)入省を経て、宮古海員学校航海科教官、(独)海技教育機構の海上技術学校、海上技術短期大学校、同機構本部に勤務し、担任業務、科目担当、校内練習船の船長、結索やカッターの実技指導など、常に海の教育現場の最前線に携わり、平成23年3月に国立館山海上技術学校長を以て定年退職しました。
ロープの結び方は古代から伝わるものであり、帆船時代にさらに多様な結び方や飾り結びが発達したと言われています。帆船のマストやセールにはたくさんのロープが使用され、たくさんの結び方が考案されたのです。そこには理にかなった扱い方、結び方がおのずから存在し、何世紀にもわたり使用され、受け継がれてきました。
今日、船舶だけでなくマリン・レジャーや各種業界、日常生活の多くの場面でロープが使用されていますが、そこでは限られた種類の結び方ができれば実務上では特に問題はありません。しかし、多様な結び方を知ったうえで必要な結びをすれば、ロープ・ワークの奥の深さを知ることができ、他の作業への応用や装飾品としての活用など、いろいろな使い道に触れることができます。そして、ロープへの関心や興味が高まり、技術としてロープ・ワークが長く伝えられて行くのではないかと思います。
世の中が進化し、どのように機械化、自動化、電子機器化されても、古代から今日、未来にも船はロープで陸地に繋がなければ安定せず、貨物や用具の固縛、風水害対策の防災・避難設備や人命救助などでもロープを欠かすことはできません。長年、そのように感じてきたことが、本書の執筆に取り組んだ動機となっています。
ロープ・ワークのコツは、使用するロープの性格をよく把握し、かかる力と摩擦力をいかに有効に利用するかにあります。それには自らが何度も練習してロープのさばき方、手指の使い方などを会得し、さらに、それが正確で効果的なものであるかどうかは、現実的な仕事、作業をしてみないと実感できないものです。
本書では、これまでのロープを扱う実習や練習船の運航実習を長く教えてきた経験を踏まえて、できるだけわかりやすい用語を使って解説することに努めました。まず、紙面が許す限り図面を大きく使って、実際にそれを見ながら結べるよう、わかりやすい図、簡潔な説明を心掛けました。次に、実際に結ぶうえでのポイントや間違いやすいところを図中で注釈により補い、誰でもがスムーズに取り組めるように工夫しています。
今日のロープ・ワークに関する本は、船舶用、登山用、園芸や生活、キャンプや釣り等のレジャー用など専門的なものが多く見られます。本書も自らの経験上から海や船に関するロープ・ワークを中心としたまとめにはなっていますが、身についた結びがいろいろな場面で使えるよう、説明も補足しています。
本書が、海技の伝承やシーマンシップの醸成につながる一助となれば望外の喜びです。
なお、本書を執筆するにあたっては、主に『図解実用ロープ・ワーク』(成山堂書店)、『結びの図鑑』(舵社)や海技教育機構の教科書等を参考にさせていただきました。ここに深く感謝の意を表します。
2020年6月吉日
著者識す
【目次】
第1章 ロープ・ワークの基礎
1-1 ロープの種類と特徴
1 材質による分類
(1) 植物性繊維ロープ
1)マニラ・ロープ
2)コットン・ロープ
3)麻ロープ
4)サイザル・ロープ
5)しゅろロープ
6) その他
(2)合成繊維ロープ
1)ナイロン・ロープ
2)ビニロン・ロープ
3)ポリエステル・ロープ
4)ポリエチレン・ロープ
5)ポリプロピレン・ロープ
6)その他
2 編み方による分類
(1)三つ撚り(3つ打ち)ロープ
(2)組みロープ
(3)編みロープ
1)8打ちロープ
2)金剛打ち(12打ち)ロープ
3)ブレード打ち(16打ち)ロープ
4)ダブル・ブレード打ち(16打ち×2)ロープ
1-2 ロープの取り扱い
1 ロープを取り扱うときの心得8か条
2 ロープ作業をするときの6つの注意
1-3 ロープの強度
1 ロープの強度
2 大索に代用する小索の本数
1-4 ロープ結びの基本
1 ロープ各部の呼び方
2 簡単な結びと名称
3 結びは右回りに
4 ヒッチのかけ方
第2章 基本的なロープの結び方
2-1 ヒッチ ( 結着 : 物に縛りつける結び )
(1)ハーフ・ヒッチ ( Half Hitch : ひと結び )
(2)ツー・ハーフ・ヒッチ ( Two Half Hitch : ふた結び )
(3)ラウンドターン・アンド・ハーフ・ヒッチ ( Round Turn & Half Hitch )
(4)ラウンドターン・アンド・ツー・ハーフ・ヒッチ ( Round Turn & Two Half Hitch )
(5)スリップッド・ハーフ・ヒッチ ( Sipped Half Hitch )
(6)クラブ・ヒッチ ( Clove Hitch : まき結び )
(7)ストラングル・ノット ( Strangle Knot )
(8)コンストリクタ―・ノット ( Constrictor Knot : 固め結び )
(9)ローリング・ヒッチ ( Rolling Hitch : 枝結び )
(10)ティンバー・ヒッチ ( Timber Hitch : ねじ結び )
(11)カウ・ヒッチ ( Cow Hitch : ひばり結び )
(12)ログ・ヒッチ ( Log Hitch : 丸太結び、引き綱結び )
(13)フィッシャーマンズ・ベンド ( Fisherman’s Bend : 錨結び )
(14)フィッシャーマンズ・ベンド・アンド・ハーフ・ヒッチ( Fisherman’s Bend & Half Hitch:錨結び)
(15)マーリン・ヒッチ ( Marline Hitch : くくり結び )
(16)テレグラフ・ヒッチ ( Telegraph Hitch )
(17)マーリン・スパイク・ヒッチ ( Marline Spike Hitch : てこ結び )
(18)ボート・ノット ( Boat Knot )
(19)シベリアン・ヒッチ ( Siberian Hitch )
(20)ドゥロー・ヒッチ ( Draw Hitch )
(21)パイル・ヒッチ ( Pile Hitch )
(22)バージーズ・ヒッチ ( Bargee’s Hitch : 帆足どり )
(23)バッグ・ノット ( Bag Knot )
(24)ネット・ライン・ヒッチ ( Net Line Hitch )
(25)日本の結び
1)男結び
2)女結び
3)稲苗結び
4)垣根結び
5)俵結び
6) かます結び
2-2 ノット ( 結節:こぶ・節を作る結び )
1 端止め法
(1)オーバーハンド・ノット ( Over Hand Knot : 止め結び )
(2)ダブル・オーバーハンド・ノット ( Double Over Hand Knot : 固め結び )
(3)スリーホールド・オーバーハンド・ノット ( Threefold Over Hand Knot )
(4)スリップド・オーバーハンド・ノット ( Slipped Over Hand Knot : 8の字結び )
(5)フィギュア・オブ・エイト・ノット ( Figure of Eight Knot ) …
(6)ステベドア・ノット ( Stevedore Knot )
(7)ライフライン・ノット ( Lifeline Knot : 命綱結び )
(8)ヒービング・ライン・ノット ( Heaving Line Knot : 投げ綱結び )
(9)マルティプル・オーバーハンド・ノット ( Multiple Over Hand Knot )
(10)チェーン・オブ・オーバーハンド・ノット ( Chain of Over Hand Knot : 連続止め結び )
(11)チェーン・オブ・エイト・ノット ( Chain of Eight Knot : 連続8の字結び )
2 輪を作る結び
(1)ボーライン・ノット ( Bowline Knot : もやい結び )
(2)ランニング・ボーライン ( Running Bowline )
(3)インライン・フィギュア・エイト・ノット ( Inline Figure Eight Knot )
(4)オープン・ハンド・アイ・ノット ( Open Hand Eye Knot )
(5)フィギュア・オブ・エイト・ループ・ノット ( Figure of Eight Loop Knot : 二重8の字結び )
(6)パーフェクション・ノット ( Perfection Knot )
(7)リング・ボーライン ( Ring Bowline )
(8)シングル・ボーライン ( Single Bowline )
(9)ホンダ・ノット ( Honda Knot )
(10)クロスド・ラニング・ノット ( Crossed Running Knot )
(11)イングリッシュマンズ・ノット ( Englishman’s Knot )
(12)スキャホールド・ノット ( Scaffold Knot )
(13)ダブル・オーバーハンド・ヌース ( Double Overhand Noose )
(14)ラインマンズ・ループ・ノット ( Lineman’s Loop Knot : 中間者結び )
(15)ハーネス・ループ・ノット ( Harness Loop Knot : よろい結び )
(16)マン・ハーネス・ノット ( Man Harness Knot )
(17)フレンチ・ボーライン ( French Bowline : 腰かけ結び )
(18)ボーライン・オン・ザ・バイト ( Bowline on the Bite : 腰かけ結び )
(19)ダブル・ボーライン ( Double Bowline : 二重もやい結び )
(20)スパニッシュ・ボーライン ( Spanish Bowline )
3 ストランドを利用した結び
(1)クラウン・ノット ( Crown Knot )
(2)ダブル・クラウン・ノット ( Double Crown Knot )
(3)ウォール・ノット ( Wall Knot )
(4)ラ二ヤード・ノット ( Lanyard Knot )
(5)シングル・マッシュウォーカー・ノット ( Single Matthew Walker Knot )
(6)ダブル・マッシュウォーカー・ノット ( Double Matthew Walker Knot )
(7)マンロープ・ノット ( Manrope Knot )
(8)ダイヤモンド・ノット (シングル:ダブル)( Diamond Knot. Single & Double )
(9)連続して結びを作る方法
(10)ロング・ダイヤモンド・ノット
(11)ダブル・ウォール・ノット ( Double Wall Knot )
2-3 ベンド ( 縛着 : 継ぎ結び )
(1)シングル・シート・ベンド ( Single Sheet Bend : 一重つなぎ )
(2)ダブル・シート・ベンド ( Double Sheet Bend : 二重つなぎ )
(3)トリプル・シート・ベンド ( Triple Sheet Bend : 三重つなぎ )
(4)スリップド・シート・ベンド ( Slipped Sheet Bend : 引き解き一重つなぎ )
(5)シングル・シート・ベンド(別法) ( Single Sheet Bend 2 )
(6)リーフ・ノット ( Reef Knot : 本結び )
(7)ハーフ・バウ・ノット ( Half Bow Knot : 片解き本結び )
(8)バウ・ノット ( Bow Knot : 蝶々結び )
(9)スィーフ・ノット ( Thief Knot : 泥棒結び )
(10)ラバース・ノット ( Lubber’s Knot : 縦結び )
(11)リーフ・ベンド ( Reef Bend )
(12)サージャンズ・ノット ( Surgeon’s Knot : 外科結び )
(13)ベッケト・ベンド ( Becket Bend )
(14)シングル・キャリック・ベンド ( Single Carrick Bend )
(15)ダブル・キャリック・ベンド ( Double Carrick Bend )
(16)オーバーハンド・ベンド ( Over Hand Bend )
(17)オープン・ハンド・ノット ( Open Hand Knot )
(18)フィッシャーマンズ・ノット ( Fisherman’s Knot : テグス結び )
(19)ダブル・フィッシャーマンズ・ノット ( Double Fisherman’s Knot : しごき結び )
(20)ダブル・ハーネス・ノット ( Double Harness Knot )
(21)ホーサー・ベンド ( Hawser Bend )
(22)リービング・ライン・ベンド ( Reeving Line Knot )
(23)ツー・ボーライン(ボーライン・ベンド) (Two Bowlines, Bowline Bend : もやいつなぎ )
(24)ツイン・ボーラインズ ( Twin Bowlines )
(25)フィギュア・オブ・エイト・ベンド ( Figure of Eight Bend : 8の字つなぎ )
(26)ロープ・ヤーン・ノット ( Rope Yarn Knot )
(27)ツェッペリン・ベンド ( Zeppelin Bend )
(28)アシュリーズ・ベンド ( Ashley’s Bend )
第3章 ロープの接合と端末の処理
3-1 ホイッピング ( 縮め結びと端止め)
1 縮め結び
(1)シープ・シャンク ( Sheep Shank )
1)シープ・シャンク(1)
2)シープシャンク(2)
3シープ・シャンク(3)
4)シープ・シャンク(4)
5)シープ・シャンク(5)
6)シープ・シャンク(6)
(2)シングル・チェーン・ノット ( Single Chain Knot )
(3)ダブル・チェーン・ノット ( Double Chain Knot )
(4)ロープのまとめ方 えび結び
2 端止め( ホイッピング )
(1)コモン・ホイッピング ( Common Whipping )
(2)ウエストカントリー・ホイッピング ( West Country Whipping )
(3)セーラーズ・ホイッピング ( Sailor’s Whipping )
(4)アメリカン・ホイッピング ( American Whipping )
(5)ニードル・ホイッピング ( Needle Whipping )
3-2 スプライス( 接着 )とシュラウド・ノット ( 破断面等をつなぐ )
1 スプライス ( 接着:撚り目を解いてつなぐ )
(1)準備
(2)アイ・スプライス ( Eye Splice )
(3)セールメーカーズ・アイ・スプライス ( Sailmaker’s Eye Splice )
(4)マン・ロープ・アイ・スプライス ( Man Rope Eye Splice )
(5)マッシュウォーカー・アイ・スプライス ( Matthew Walker Eye Splice )
(6)バック・スプライス ( Back Splice )
(7)ショート・スプライス ( Short Splice )
(8)セールメーカーズ・ショート・スプライス ( Sailmaker’s Short Splice )
(9)ロング・スプライス ( Long Splice )
(10)クロス・ロープのアイ・スプライス(第一法) ( Eye Splice of Cross Rope 1 )
(11)クロス・ロープのアイ・スプライス(第二法) ( Eye Splice of Cross Rope 2 )
(12)クロス・ロープのショート・スプライス ( Short Splice of Cross Rope )
2 シュラウド・ノット( 破断面や2本のロープをつなぐ )
(1)インターロッキング・クラウン・シュラウド・ノット ( Interlocking Crown Shroud Knot )
(2)アメリカン・シュラウド・ノット ( American Shroud Knot )
(3)クリッパー・シップ・シュラウド・ノット ( Clipper Ship Shroud Knot )
(4)ダブル・マンロープ・シュラウド・ノット ( Manrope Shroud Knot )
3-3 センニット ( 編み索:使用済みロープの再生 )
1 準備等
(1 作成準備
(2)端止め法
(3)ヤーンまたは細索の揃え方
2 平編み ( Plain/Flat Sennit )
(1)スリー・ストランド・プレーン・センニット(Three Strands Plain Sennit )
(2)フォー・ストランド・プレーン・センニット(Four Strands Plain Sennit )
(3)フォー・ストランド・ダブル・センニット(Four Strands Double Sennit )
(4)ファイブ・ストランド・ラニング・センニット(Five Strands Running Sennit )
(5)シックス・ストランド・イーブン・イレギュラー・センニット
(Six Strands Even Irregular Sennit )
(6)シックス・ストランド・フラット・センニット ( Six Strands Flat Sennit )
(7)セブン・ストランド・オッド・イレギュラー・センニット
(Seven Strands Odd Irregular Sennit )
(8)ナイン・ストランド・フレンチ・センニット ( Nine Strands French Sennit )
(9)テン・ストランド・マウンド・センニット ( Ten Strands Mound Sennit )
(10)平編みの変形
3 半丸編み ( Half Round Sennit )
(1)ファイブ・ストランド・ハーフ・ラウンド・センニット
(Five Strands Half Round Sennit )
(2)シックス・ストランド・ハーフ・ラウンド・センニット
(Six Strands Half Round Sennit )
4 丸編み ( Round Sennit )
(1)フォー・ストランド・ラウンド・センニット ( Four Strands Round Sennit )
(2)シックス・ストランド・ラウンド・センニット ( Six Strands Round Sennit )
(3)テン・ストランド・ラウンド・センニット ( Ten Strands Round Sennit )
5 角編み ( Square Sennit )
(1)ツー・カラーズ・スクェア・センニット ( Two Color’s Square Sennit )
(2)エイト・ストランド・スクェア・センニット ( Eight Strands Square Sennit )
(3)トウェレブ・ストランド・スクェア・センニット ( Twelve Strands Square Sennit )
(4)テン・ストランド・クーム・センニット ( Ten Strands Comb Sennit )
6 変形編み ( Variable Sennit )
(1)ファイブ・ストランド・オッド・バリエーテッド・センニット
(Five Strands Odd Variated Sennit )
(2)シックス・ストランド・イーブン・バリエーテッド・センニット
(Six Strands Even Variated Sennit )
(3)スクェア・ノット・アンド・ハーフ・ヒッチ・センニット
(Square Knot & Half Hitch Sennit:ねじり結び )
1)ライトハンド
2)レフト・ハンド
(4)ポーチュギーズ・スクェア・センニット ( Portuguese Square Sennit:平結び )
第4章 ロープの利用法と装飾的な結び
4-1 タークス・ヘッド
(1)タークス・ヘッド・オブ・スリー・リーズ ( Turk’s Head of Three Leads )
1)スリー・リーズ・フォー・バイツ ( Three Leads Fore Bites )
2)スリー・リーズ・ファイブ・バイツ ( Three Leads Five Bites )
(2)タークス・ヘッド・オブ・フォー・リーズ・ファイブ・バイツ ( Four Leads Five Leads )
(3)タークス・ヘッド・オブ・ファイブ・リーズ・フォー・バイツ ( Five Leads Four Bites )
(4(タークス・ヘッド・オブ・シックス・リーズ・ファイブ・バイツ
(Turk’s Head of Six Leads Five Bites )
(5)スタンディング・タークス・ヘッド(フット・ロープ・ノット)
(Standing Turk’s Head / Foot Rope Knot )
(6)タークス・ヘッドと飾り結び
4-2 マット編み
(1)先端の処理法
(2 )キャリック・マット ( Carrick Mat )
(3)ラウンド・マット・ウィーブ(1) ( Round Mat Weave 1 )
(4)ラウンド・マット・ウィーブ(2) ( Round Mat Weave 2 )
(5)ナポレオン・ベンド・マット・ウィーブ ( Napoleon Bend Mat Weave )
(6)スクエア・マット・ウィーブ(1) ( Square Mat Weave 1 )
(7)スクエア・マット・ウィーブ(2) ( Square Mat Weave 2 )
(8)スクエア・マット・ウィーブ(3) ( Square Mat Weave 3 )
(9)セーラーズ・トゥルー・ラバー・マット・ウィーブ ( Sailor’s True Laver mat Weave )
(10)ペルシアン・マット・ウィーブ ( Persian Mat Weave )
(11)ターキッシュ・マット・ウィーブ ( Turkish Mat Weave )
4-3 飾り結び
(1)あげ巻き結び
(2)かけ帯結び
(3)けまん結び
(4)荘厳結び
(5)イングリッシュ・ダイヤモンド・ノット ( English Diamond Knot )
(6)ボースンズ・ラ二ヤード・ノット ( Boatswain’s Lanyard Knot )
(7)玉結び
(8)四つ葉結び
(9)エイト・パート・ボタン ( Eight Part Button )
(10)チャイナ・ボタン( China Button )
(11)蛇結び
(12)輪結び
(13)モンキーズ・フィスト(握りこぶし結び)( Monkey’s Fist )
(14)輪かがり結び
1)輪がかり第一(一重)
2)輪がかり第一(二重)
3)輪がかり第二
(15)ジグザグヒッチ
(16)シングル・ストランド・フレンチセンニット・ヒッチング
第5章 ワイヤー・ロープ(鋼索)
5-1 ワイヤーロープの種類と構造
(1)撚り方
(2)構 成
(3)構 造
5-2 ワイヤーロープの大きさと強度(安全使用力)
5-3 ワイヤーロープの取扱い
5-4 ワイヤーロープのスプライス
(1)アイ・スプライス(4-2法)
(2)フレミッシュ法
(3)その他のスプライス
1スプライスの種類
2)差し方の種類
(4)ワイヤーロープの強度変化
<著者略歴>
昭和48年9月 神戸商船大学商船学部航海科(現:神戸大学海事科学部) 卒業。
同 年10月 東京タンカー(株)入社(二等航海士)。
昭和52年4月 運輸省(現:国土交通省)入省。宮古海員学校に航海科教官として勤務。
その後、現:(独)海技教育機構の海上技術学校、海上技術短期大学校、機構本部に勤務。
担任業務・科目担当・校内練習船の船長・結索やカッターの実技指導などを務める。
平成23年3月 国立館山海上技術学校長を以て定年退職。
平成25年3月まで機構本部に継続雇用。教科書作成に従事。
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