海事の書籍紹介

石油類 密度・質量・容量換算表【復刊】

本荘幸雄・小川勝 監修

新訂 ビジュアルでわかる船と海運のはなし(増補2訂版)

拓海広志 著

海運・貿易・物流をビジュアルで学べるロングセラーテキスト!   船の種類や構造から、航海に関する基本知識、港の役割、海運が物流の中で果たしている機能といったことを、写真や図版を多く使ってビジュアルに、やさしく解説。海運・貿易・物流などの仕事を初めて学ぼうとする人、船について基礎的なことを知りたい人に最適の解説書。 【はじめに】より 太平洋に浮かぶ小さな島々からなる国・ミクロネシア連邦にヤップと呼ばれる島々があります。ヤップでは昔から男たちがシングル・アウトリガー・カヌーに乗って南西約500キロのところに浮かぶパラオ諸島まで……

タグボートのしごとーその概要と活躍の姿ー

一般社団法人 日本港湾タグ事業協会 監修・「タグボートのしごと」編集委員会 編著

港には、客船やコンテナ船、原料を運ぶタンカーなど、大型の船が出入りします。その船が、運んできた貨物や石油などを陸揚げするには、港の岸壁や桟橋に着けなければなりません。しかし、狭い港のなかでは、大きな船は自由に動くことができません。また、20万トンもの重さがある船が、港の指定された場所に自力で着岸するのは至難の技です。そこでタグボートの登場です。タグボートは、見た目こそ小さいですが、強力なエンジンを積んでいて、すごく力のある船です。船の推進させるプロペラの向きが、360度旋回するものもあり、方向転換やバックが容易で小回りが効きます。タグ……

竹島をめぐる韓国の海洋政策

野中 健一 著

韓国の海洋当局は竹島周辺海域において、いかなる動きを見せているのか。韓国国会での長官や庁長等の答弁のほか、海洋水産部・国土海洋部・海洋警察庁や外交当局の報告書をもとに、韓国における海洋政策の論点とその狙いを考察する。 【はじめに】 日本政府のホームページをちょっと覗いてみよう。「内閣官房 領土・主権対策企画調整室」のホームページである。そこに記されている「政府の取組について」というか所をクリックしてみたい。領土および主権に関連する諸課題に対し、各省庁がどのような取組を行っているのか、確認できるようになっている。さて、ここで注目……

どうして海のしごとは大事なの?

「海のしごと」編集委員会 編

船を造る造船所、船を動かす船員の仕事、船で運ぶ仕事、その船を検査する仕事、海を守る海上保安や海上自衛官、海底探査、海洋調査など海に関わる仕事は多くありますが、実際にはどんな仕事なのかは、一般にはあまり知られていません。本書は、日本を支える海事産業、すなわち「海しごと」にはどのようなものがあり、なぜ必要なのかを伝えるため、それらのしごとに携わる方々にその内容、役割、意義、やりがいなどを紹介しています。 【はじめに】 日本は四方を海で囲まれた海洋国家です。貿易や漁業など海を利用してさまざまな恩恵を受けています。一方で、日本は資源国……

水中考古学のABC

井上たかひこ

海や河川、湖沼、池など、常時水面下にある遺跡や遺物を発掘調査する「水中考古学」。東京海洋大学、東海大学海洋学部、金沢大学などで水中考古学関連の講座も設置され、急速に脚光を集めている学問分野である。本書は「水中考古学」という学問の概要と各国の取り組み、その歴史を紹介する。そしてこれから水中考古学を学ぼうとする方に向けて、具体的な発掘方法・保存処理方法を解説する。 【まえがき】より  わたしは、子どものころから海に親しんでいたこともあり、海底の難破船探しをいつかはしてみたいと夢見ていた。「それらの難破船にはどんな宝物が積まれている……

船舶知識のABC(11訂版)

池田宗雄・髙嶋恭子 共著

船の種類、用語、構造など、船舶における基礎知識を網羅した解説書。船体の構造や、主記・補機、艤装等について、図や写真を使ってわかりやすく紹介。 船のことを知りたい人、これから船舶関係の仕事に就く方、船舶の勉強を始める方にオススメの一冊。本書を読めば、船の基本的なことがわかります。 [toc] 【初版はしがき】 最近の目覚しい技術革新や輸送革新により船舶の種類、構造、設備などが大きく変わりました。RORO(ロロ)船、PCC(ピーシーシー)、LNG(エルエヌジー)船、LASH(ラッシュ)船などの聞きなれない種類の船が多数登場……

海と船のいろいろ 【3訂版】

大阪商船三井船舶(株)広報室・営業調査室 共編

海や船の様々な話題を紹介。船の名前やノットの由来、マストやロープ、風や波など図・写真と実際のエピソードを交えわかりやすく説明。 【はじめに】より 本書は海と船にまつわるいろいろな話題を拾い、たとえば船の速度を「ノット」という、そのいわれなど一般の方にも興味をもっていただけるように編集したものです。 大阪商船三井株式会社の社内報「うなばら」に連載された『船の話』がもとになっており、今回の出版にあたり気軽に読んでいただけるように、かなりの部分を書き直し、データなど古くなっている部分については修正しました。また、専門的すぎるものは省いたり……

水中考古学への招待 【改訂版】−海底からのメッセージ−

水中考古学者 井上たかひこ 著

海底に眠るツタンカーメンの秘宝、廃墟と化した海底都市への探検など、水中考古学者の著者が若人たちに贈るアドベンチャー物語の数々。 【はじめに】より 水中に眠るたくさんの古代遺跡のうち、かけ値なしの「世紀の大発見」といえば、1996年にエジプトのアレクサンドリア港内の海底で発見された古代エジプトの女王・クレオパトラの宮殿でしょう。「もしも彼女の鼻がもう少し低かったら、世界の歴史は変わっていただろう」といわれた“絶世の美女”クレオパトラは、どんな宮殿に住み、どんな生活をしていたのでしょうか。過去を振り返ってもこれに匹敵するのは、トロイアの……

気がついたら水中考古学者

水中考古学者 井上たかひこ 著

海に潜り難破船や海底都市を探す海の冒険家が、幾多の困難を乗り越え水中考古学者になるまでの航路を描く。人生を応援してくれる一冊。 【はじめに】より どうせ一度は死ぬのであれば 青春とはいったいなんだろう?人生とはいったいなんだろう?人が生きるってなんだろう?人間の本当の幸せとはいったいなんだろう?自分はなんのためにこの世に生まれてきたんだろう?紆余曲折という言葉があるが、大半の人が自分がいかに生きるべきかについて自問自答し、心のなかでもがき苦しんでいるにちがいない。その答えがすぐにでもわかったら、どんなにか楽なことだろう。 人間は一度……
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