海事の書籍紹介
船体構造 構造編(改訂版) 船舶海洋工学シリーズ6
藤久保 昌彦・吉川孝男・深沢塔一・大沢直樹・鈴木英之 共著
船舶を中心として海洋構造物などにも適用できる船体構造と強度評価に関わる基本的事項をわかりやすくまとめました。
【船舶海洋工学シリーズとは】
船舶海洋技術に関わる科目ごとに、技術者が基本的に学んでおく必要がある事柄を記した基本図書。
公益社団法人 日本船舶海洋工学会能力開発センター教科書編纂委員会 監修 全12巻発行予定。
【まえがき】より
本書は、船の構造設計や強度評価に携わる人たち、また船舶工学を学ぶ学生諸君が、基礎として学んでおくべき船体構造とその強度評価に関わる基本的事項をまとめたものである。船を直接の対象と……
海洋構造物 船舶海洋工学シリーズ12
飯島一博・鈴木英之・井上俊司・高木健・岡田真三・前田克弥・尾崎雅彦・正信聡太郎・神田雅光・松浦正己・和田良太・平林紳一郎・武内崇晃
海洋開発の基礎技術が1冊に! 資源開発、環境対策で注目される海洋開発に用いられる機器や設備を、海洋の波、風、流れ、水圧など厳しい環境下で保持し、安全に機能させるための基盤技術として、海洋構造物の基本的概念から力学的特徴、設計の考え方について紹介する。
【改訂版発行にあたって】
2013年に本書の初版を発行以来、学生・設計者をはじめ多くの関係者にご利用いただいた。そして,10 年を経て改訂のタイミングとなった。10年前の当時、学生でこの教科書を手に取った元学生はベテランに差し掛かる頃である。彼らは10年の間、いろいろな専門書を読……
船舶性能設計 船舶海洋工学シリーズ11
荻原誠功・山崎正三郎・芳村康男・足達宏之
船舶流体力学を基礎とする船舶性能に関する理論を紹介。船体の抵抗成分と船型設計の考え方、プロペラ推進に基づいた船尾形状設計法、スクリュープロペラの特性とその設計法、操縦運動を制御する操縦装置の設計、船舶に装着される省エネ装置の原理とその結果、就航後の船舶性能の解析手法などについて実例を示しながら解説した。
【まえがき】より
近年の船舶系の大学での履修状況は、造船工学に関する基本的あるいは実務的な履修に多くの時間を割くことが難しくなり、その内容は必ずしも以前のような形態がとられていません。また、船舶系の学科の卒業者数が減少し、造船産業……
船体運動(耐航性能 初級編) 船舶海洋工学シリーズ5
池田良穂・梅田直哉・慎燦益・内藤林
耐航性能の初級知識を徹底管理! 荒れた海の中でも船体、機関、積荷などに損傷を受けることなく予定通り航行できる能力を「耐航性能」という。本書では、この船舶の耐航性についての基礎として学んでおくべき基本的な事項、理論的アプローチなどについてわかりやすくまとめた。船舶の耐航性能の初級の知識を徹底整理する上で最適な1冊。
【まえがき】より
大洋を航海する船舶にとって、荒天でも本来の機能を発揮することがもっとも重要である。荒れた海の中でも船体、機関、積荷などに損傷を受けることなく予定通り航行できる能力を耐航性能という。本書では、この船……
船体構造(振動編) 船舶海洋工学シリーズ8
荒井誠・遠山泰美・渋江唯司・修理英幸・深沢塔一
接水振動や防振対策、波浪中での船舶の動的応答についても詳しく解説した振動学の新定番!振動に関する基礎知識、基礎理論から、船体振動問題への応用について学習でき、とくに一般的な振動学の教科書にはない、梁や板の振動理論、接水振動いついては詳しく解説した。
【まえがき】より
大学の機械系学科においては、基礎科目として振動学の講義が開催されており、多くの優れた教科書や参考書が出版されている。本書も振動学の教科書であるため当然のことながら振動の基礎知識をまとめており、既存の書物と共通した内容の記述も多い。しかしながら、本書は船舶海洋工学系の学……
船体運動 操縦性能編(改訂版) 船舶海洋工学シリーズ3
安川宏紀 芳村康男 共著
「真っ直ぐ走る」、「曲がる」、「止まる」に代表される操縦性能は、一般に、平水中を航行する船の操舵ならびにプロペラの操作に対する運動応答性能を指します。
本書は、加減速を伴う直進運動、プロペラ逆転停止運動、針路変更時の運動、大舵角時の旋回運動、zig-zag運動、港での離着桟運動等の操縦運動について、できるだけ統一的に理解できるように整理しています。
【まえがき】より
本書は、船の操縦運動について述べたものである。船の操縦運動についての知識は、船の運航者や設計者にとって不可欠である。
船の運動性能は、耐航性能(seakeep……
造船工作法 船舶海洋工学シリーズ9
奥本泰久・大沢直樹・青山和浩・後藤浩二・尾田 逸人・田崎泰博・津川博光・中山祐蔵・野口千年、濱田雄二 共著
造船工作の全体的流れ、工作・造船の要素技術、各種の工場設備、生産管理の概要と工程計画・管理の技法、造船における品質管理について説明。さらに、進水工作法、安全衛生、現図について詳説。
若手造船技術者の自習教材、船舶工学を学ぶ学生に最適のテキスト。
【まえがき】より
造船は、鋼板構造の部品切断・接合・組立て・ブロックの搭載、ならびに部品・機器・装置等の配置・据付けを行う総合組立産業である。1975?1977年に日本造船学会鋼船工作法研究委員会(以下で「工作法研究委員会」と呼ぶ)が編纂した「新版 鋼船工作法」(以下で「原版」と……
船体運動(耐航性能編) 船舶海洋工学シリーズ4
柏木 正・岩下英嗣 共著
自由表面船舶流体力学の理論は先達の努力によって築き上げられてきた大変「美しい」理論。それに気付き魅了され始めると船舶耐航性理論を理解するのは意外とた易いかもしれません。
本書は、波浪中での船体運動理論をこれから学ぼうとする大学生や大学院生、あるいは船舶海洋関連企業で船舶や浮体の波浪中性能の仕事に携わる人たちを対象として、必要な知識や理論をまとめたテキストです。
【まえがき】より
船の運動性能は、波浪中での耐航性能と平水中での操縦性能に大別されますが、本書は耐航性能について書かれており、波浪中での船体運動理論をこれから学ぼ……
船体艤装工学(改訂版) 船舶海洋工学シリーズ10
福地信義 内野栄一郎 安田耕造 共著
艤装工学の基礎が理解できるテキスト!
船舶は運用のための種類の機能と安全で快適な居住空間を必要としている。これらを具現化する艤装設計には、極めて幅広い知識や経験および機能に係わる現象理解と解析能力が不可欠である。本書では、設計での問題解決のための知識と解析方法について、なるべく細かくわかりやすく解説している。
【改訂版発行にあたって】
2012年に本書の初版を発行以来、多くの関係者にご利用いただいた。幸いにも今回、改訂版発行の機会を得て、全編を見直すこととした。
今回の発行にあたっては、2015 年より強制となった船舶の騒……
船体構造 強度編(改訂版) 船舶海洋工学シリーズ7
藤久保昌彦 吉川孝男 深沢塔一 大沢直樹 後藤浩二 共著 公益社団法人 日本船舶海洋工学会能力開発センター教科書編纂委員会 監修
技術者、船舶工学を学ぶ学生諸君が基礎として学んでおくべき船体構造と強度評価に関わる基本的事項をまとめたテキスト。
船体構造「構造編」に続く「強度編」では、強度評価において必要となる、荷重および構造応答の統計的予測法について解説。次に各種構造強度の性質と強度評価法について解説しています。
今回の改訂版では、国内外の機関による波浪観測データの公開サイトの更新、国際船級協会連合IACSによるばら積貨物船と油タンカーの共通構造規則がCSR-BC&OTとして統合されたことに伴う訂正など行いました。
【はじめに】より
船体構造の……