海事の書籍紹介

舶用補機の基礎(増補9訂版)

島田伸和・渡邊和英 共著

船舶の搭載機器の構造・原理・取扱いをはじめ、特性や理論的な現象まで、多くの図面を用いてわかりやすく説明。補機の基本となるものから、最新の機器まで幅広く収録。初学者・海技試験受験者の基礎固めに最適な一冊。 【まえがき】 著者の一人重川が先に成山堂書店から「舶用補機の解説」,続いて「舶用補機の基礎」なる二書を出版した。その後海洋汚染防止の強化による油水分離の問題,低質重油使用による油処理の問題,さらにはフロンガスによる成層圏オゾン層破壊に対する冷凍機のあり方等いろいろ新しい問題が浮上してきた。 そこでこれらの事を踏まえつつ前著「……

大きな図で見るやさしい実用ロープ・ワーク(改訂版)

山﨑敏男 画・文

海に関する専門学校(海上技術学校・海上技術短期大学校)で長らく教鞭をとってきた著者が、海や船に関するロープ・ワークを中心に、日常生活から園芸・アウトドア・レジャーまで多方面で重宝されている色々なロープ・ワークについて、カラーで見やすく大きな図を用いて、簡潔明瞭な解説をつけてまとめた。名著「図解実用ロープワーク」を引き継ぐ良書。 改訂版では約60種類のロープワークを、これまでよりも見やすく、わかりやすく説明しています。平面ではなく立体的に表現することで、迷わず結ぶことができます。 【まえがき】 思い起こすと、すでに四十年以上前……

天文航法のABC ―天測の基本から観測・計算・測位の実際まで ―

廣野康平

六分儀を用いて太陽や星を観測して船位の決定し、大洋を航海する「天文航法」について、乗船実習や海技試験で必要となる知識を網羅的にまとめ、天測の初心者や学生が押さえておくべきポイントと基本事項などをわかりやすく解説する。 中身を見てみる [toc] 【はじめに】 位置を求めること、すなわち「測位」は、移動を伴う様々な活動に不可欠である。 1990年代に実運用が開始されたGPS(Global Positioning System)は、測位にとって正に画期的な存在といえる。GPSが出現してからは、測位は常に自動で行われるも……

航海訓練所シリーズ 読んでわかる機関基礎(2訂版)

独立行政法人 海技教育機構 編著

三級・四級海技士の習得に必要な力学、工学、電気などの理工系分野の知識を、現役の機関士が実務経験を踏まえて、初学者向けに解説。 【はしがき】 船舶には、主機関、蒸気ボイラ、発電機、空気清浄機、冷凍装置、空調装置、電気設備、ポンプ、各種の弁、甲板機器等様々な種類の機器が搭載されている。船舶機関士は、これらの機器を正しく運転操作することはもちろん、それぞれが持つ特性を最大限に発揮させるため、日々の運転監視や計画的な解放整備・調整の業務を行っている。 これらのためには、船舶機関士は各機器の構造作動、 運転操作の取り扱い並び来歴に関し……

実践航海術 Practical Navigator

関根 博 監修/株式会社 日本海洋科学 著

海の現場、船に実務、クルーの教育。確実に役立つテキストが欲しい方へ。 船長・航海士のグローバルスタンダード。 海事コンサルタントならではの、豊富な実務経験に基づく知見に、世界の動向をふまえたシンクタンクとしての考察を加えた画期的なテキストです。 ・ポイント1  ISMコード時代のさまざまな航海基準、航法をまとめた、洋上からの最新情報。 ・ポイント2  航海計画に始まり、BTM、ECDIS、ウェザールーティングまで“航海の現場”を横断的に整理。 【まえがき】より  1802年、米国のCapt.Bowditch は、航……

Mathematicaへの誘いー今日から始める基礎と応用ー

中川栄一・勝 明次郎

Mathematica最新バージョン「10.2」を実践的に使いこなすための参考書。第2部のノートブックはお手持ちのパソコンにダウンロードして本書の内容を再現できるので、理解を深めながら学習できます。 最新バージョンMathematica10.2の参考書。 多くの関連書籍を執筆し、Mathematicaを知り尽くした東京商船大学名誉教授(現:東京海洋大学)と開発元のWolfram Research社認定インストラクターによる実践的な内容が特徴。 ・基本と応用の2部構成だから、初心者のステップアップに最適。 ・研究の成果や会議……

平成27年 練習用天測暦

航海技術研究会 編

【本書の特徴】 日月出没時の計算、太陽子午線高度緯度法および北極星高度緯度法による緯度の計算、日出没方位角法・北極星方位角法および時辰方位角法による自差測定、隔時観測による船位測定などの出題に対応。 【ここがポイント!】 太陽・北極星は1ページに7日分収録、各ページの最終日は全恒星を載せ、毎月上旬の適当な1日分は全天体を掲載。 三・四級海技士(航海)および一級小型船舶操縦士程度の出題内容を収録。 【試験について】 平成27年4月実施の海技国家試験から、それまでの平成19年天測暦に代わり、平成27年天測暦に基づいた出題が行われていま……

ここからはじめる制御工学

章菲菲 著/伊藤雅則 監修

これまで専門の技術者がそれぞれの用途のため開発・用いられてきたため、敷居の高かった制御技術の修得。本書ではその敷居を取り払うべく、まず。制御するとはどういうことか、そのためにはどうすればいいか、身近なレベルから理解できる内容とした。筆者の1年間の講義ノートを基に構成した本書を、教室に座って聴講している感じで読み進んでいただきたい。 【まえがき】より  これまで、「制御技術」は、鉄鋼・化学・エネルギーなどのプラントや自動車・家電製品・コンピュータ・電子部品・食品・医薬品などの製造ライン、航空機・船舶・自動車・家電製品などの製品のための……

なるほど納得!パワーエンジニアリング【応用編】エネルギー資源・パワープラントを知り尽くす

杉田英昭

マリンエンジニア必読のバイブル! マリンエンジニアがぜひ身に付けてもらいたい学問の中に、パワーエンジニアリングというエネルギー問題を扱う分野があります。本書は、長年教育現場で培ってきた経験を活かしながら、パワーエンジニアリングの基礎から応用までを懇切丁寧に解説した今までに類をみない体系的な力作。 本書は2分冊構成を採用し、基礎編では初学者にとって必須な工業熱力学を中心に様々な教育的配慮が施されているのが大きな特長となっています。例題、演習問題、詳解、重要語、テクニカルターム、科学史の話題など初学者のみならず教鞭をとる先生方にとっても利……

なるほど納得!パワーエンジニアリング 【基礎編】工学熱力学を学び尽くす

杉田英昭

マリンエンジニア必読のバイブル! マリンエンジニアがぜひ身に付けてもらいたい学問の中に、パワーエンジニアリングというエネルギー問題を扱う分野があります。本書は、長年教育現場で培ってきた経験を活かしながら、パワーエンジニアリングの基礎から応用までを懇切丁寧に解説した今までに類をみない体系的な力作。 本書は2分冊構成を採用し、基礎編では初学者にとって必須な工業熱力学を中心に様々な教育的配慮が施されているのが大きな特長となっています。例題、演習問題、詳解、重要語、テクニカルターム、科学史の話題など初学者のみならず教鞭をとる先生方にとって……
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