海事の書籍紹介

航海応用力学の基礎(3訂版)

和田 忠 著

基礎から復原性・喫水・船の動揺・流体等に関して過去の海技試験出題例を参考にわかりやすく解説。2・3級海技士(航海)向。 【3訂版発行にあたって】  3訂版発行にあたり、物理量の表現として原則的に国際単位系(SI)を用いることとした。  国際単位系はメートル系の新しい形態であり、国際的に合意され、明確であり、使いやすい単位の集合として構築されたものである。現在、測定単位の世界的統一性を確保するために、国際度量衝局・国際度量衝総会によって国際単位系の普及が進められている。したがって、海上実務に関わるさまざまな事柄の国際単位系に……

機関計算問題の解き方

大西崇博 著

船舶職員として船舶に乗り組むためには海技士国家試験に合格して海技士の資格を得る必要があります。本書はその海技士試験のための受験対策書です。対象は1・2・3級海技士の機関。筆記試験のなかでも難しく、ちょっとした不注意で得点を失うことの多い「機関その3」に出題される計算問題を扱っています。 過去10年間の試験で実際に出題された問題から107問を例題として収録。機関長としての経験も豊富な海技試験官OBである著者が、模範解答をあげて解説しています。各問題は分野別に章立てて配列されているので、自分の弱点の確認とその克服のために、効率よく学習で……

海事一般がわかる本(改訂版)

山崎祐介 著

船員を目指す人は必読の一冊! 航海・運用・海事法規・安全の基礎全般を図・写真を用いてわかりやすく解説する。船員をめざす学生および船舶運航に携わるすべての人の入門書。 【まえがき】 本書『海事一般がわかる本』は,船舶職員を目指す方々をはじめ,船舶の運航に関わるすべての方々が,最低限知っておくべき「海事」の知識を網羅して,簡潔にまとめたものである。幸いなことに,海事関係の学校の教科書を中心に,多くの方々に利用していていただいてきたが,初版発行以来,12年を経過した今般,操船,海事法規などを中心に改訂を行った。 地球上には……

機関算法のABC−SI単位による計算−

折目耕一・升田政和 共著

4・5級海技士を目指す人へ基本的な算法を、豊富な例題でわかりやすく解説。SI単位系もわかりやすく解説。 【はしがき】より ご存知のとおり、単位が従来の重力単位系からSI(国際単位系)へと移行し、海技試験問題における単位も、過渡期のSI、重力単位系の併記を経て、いずれは完全にSI単位になると考えられます。 長年にわたり多大のご評価をいただいて(故)折目耕一氏著『受験生の為の機関術算法』は多くの海技試験受験者に貢献してきましたが、単位系の移行は海技試験における状況も変化させました。海技試験の現状を踏まえ、全面的に改訂を行うことと……

航海学概論(2訂版)

鳥羽商船高専ナビゲーション技術研究会 編

船員の職務や船舶の概要から運航に必要な知識や技術を豊富な図版とともにわかりやすく解説。船乗りをめざす人のための入門書。 新技術の導入、法令改正を反映させた改訂版。 【まえがき】より 我が国は、エネルギー資源をはじめとして国民の生活を支えるさまざまな物資を海外から輸入し、多彩な製品を輸出することで経済発展を遂げている貿易立国です。そして、その輸送のほとんどを担っているのが海運です。貿易量において、海外貿易が占める割合は2004年の統計で見ても金額にして68.1%、重さにして99.7%であり、海運が我が国にとって不可欠な輸送手段であるこ……

機関科一・二・三級執務一般(改訂版)−英語・法規も完全収録−

細井 登・佐藤 勉・須藤信行 共著

機関科一・二・三級の執務一般に関する科目について海技試験科目細目に準拠しわかりやすく解説。英語や法規(口述試験)問題にも対応。 著者からこの本を読まれる方へ(「はしがき」より)  「合格」というゴールをめざす受験勉強とは、「力と技」の習得です。  まず「力」とは基礎学力です。これは、基礎知識の積み重ねを日々精進することによって得ることができます。しかしながら、それだけでは、ややもすると応用力に欠け「合格」というゴールに到達することは困難です。  このため、「技」すなわち受験技術を身につける必要があります。受験技術とは、実際……

航海計器シリーズ1 基礎航海計器【改訂版】

米澤弓雄 著

六分儀、電磁ログ、ドップラーソナー、音響測深機、磁気コンパス、自差、傾船差等の原理構成・取扱いについて平易に解説。 【はしがき】より  前回改訂を試みてから11年経過したことになる。その間も商船の技術革新は留まることなく進展し、それを扱い乗組員の態勢もずいぶん変化してきている。航海計器もどんどん新しくなっているが、ここで対象となっているいわゆる基礎航海計器は、そんなに大きく変化したわけではない。しかし、すでに使用されなくなっているものも明確となったので、これらを整理することにした。  六分儀や磁気コンパスなどは、今でも使用も……

舶用機関システム管理(2訂版)

中井 昇 著

電動機を含めた各種原動機による推進システムの運転について、基礎理論から障害(事故など)発生の原理までを平易に解説。機関士、学生向。 【はしがき】より  本書は船舶の機関管理者のみならず舶用推進動力しすてむの運転管理の基礎を勉強したい人が、理解の糸口をつかむことを目的として著した。筆者は商船および練習船のエンジニアとして勤務した経験から、機関システムに関する基礎的な事象を早い時期に把握しておくことが大切であることを痛感している。  楽しく機関システムの管理を勉強するため、高等学校卒業または大学1年生程度の理化学の知識をもって理論的な解……

航海計器シリーズ2 ジャイロコンパスとオートパイロット【新訂増補】

前畑幸弥 著

※在庫が少なくなっており、品切れの場合がございますのでご了承ください。 最新の資料に基づき、原理、構造、作動などについてわかりやすく説明。特に適応オートパイロットについて1章をさいて説明。 【新訂増補に当たって】より 最近、マイクロプロセッサの発達につれて、適応オートパイロットが実用化されました。このオートパイロットは、自船の操縦性や外部環境の変化に適応するよう、各種調整が自動的に変化、調整されます。したがって単にディジタル化されているだけでなく、これと同時に適応化されており、省エネルギー操舵に役立つことが認識され、かなり普……

Case Studies : Ship Engine Trouble

NYK LINE Safty & Environmental Management Group

外国人船員にもわかりやすい英語版。双方で持てば、より意志疎通が明確になる。混乗船の機関長必携の機関図書! (A) Combustion System Fractured Piston Ring/Cracked PistonCrown/Malfunction of Main Engine due toPoor-Quality FuelOil/Abnormal Abrasion of Cylinder Liners/Exhaust valve Seat CorrosionHole/Malfunction of Exhaust Va……
本を出版したい方へ