海事の書籍紹介

旗と船舶通信 【6訂版】

三谷末治・古藤泰美 共著

豊富な図解をまじえ、手旗や信号灯による信号旗旒信号、無線電話を中心に、系統だてて解説。ヨット・ボート関係者に好適。 目次 第1章 序論 1.信号の歴史 2.国際信号書と日本船舶信号法の沿革 3.用語解説 第2章 国内船舶信号 1.日本船舶信号法 2.手旗信号法 3.信号灯 4.発光信号灯 5.旗りゅう信号 6.音響信号法 7.無線電信と無線電話 第3章 国際船舶信号 1.概説……

詳説 舶用蒸気タービン 【上巻】−SIと重力単位系併記−【4訂版】

古川 守・杉田英昭 共著

熱及び蒸気の性質について基礎から解説し、蒸気タービンの性能までを平易な記述で説明。 【4訂版発行に当たって】 本書が1984 年(昭和59 年)に発行されて今年で35年,3訂版が2007年(平成19年)に発行されてからも12年になります。最初に本書改訂版が発行された1996年(平成8年)は,舶用蒸気タービンがLNGタンクから漏れ出すボイル・オフ・ガスBOGを有効活用でき,またそれを有効に処理できる最も適した主機関として,LNG船に独占的に採用されていた時代でした。 しかし,2010年頃から燃料価格が高騰し,主機関の燃料消費率……

【改訂版】 船体と海洋構造物の運動学

元良誠三 監修 小山健夫・藤野正隆・前田久明 共著

船舶及び海洋構造物の運動を、基本から解説したもので、船舶工学、海洋工学をはじめてまなぶ学部学生や操船に携わる実務者などの参考書。 【目次】 船体運動に関する学問は、昭和30年代から急速に発展し、ついで石油掘削リグなどの浮遊構造物が盛んに建造されるにしたがって、浮遊海洋構造物の運動や係留に関する研究が、活発に行なわれるようになってきた。 ところが、この分野における専門書は極めて少なく、教科書または参考書になるような専門書にたいする要望は、かねてから強かった。 本書は研究成果も織り込み、また記述の正確を期してあるので、専門の方々の参考書……

気がついたら水中考古学者

水中考古学者 井上たかひこ 著

海に潜り難破船や海底都市を探す海の冒険家が、幾多の困難を乗り越え水中考古学者になるまでの航路を描く。人生を応援してくれる一冊。 【はじめに】より どうせ一度は死ぬのであれば 青春とはいったいなんだろう?人生とはいったいなんだろう?人が生きるってなんだろう?人間の本当の幸せとはいったいなんだろう?自分はなんのためにこの世に生まれてきたんだろう?紆余曲折という言葉があるが、大半の人が自分がいかに生きるべきかについて自問自答し、心のなかでもがき苦しんでいるにちがいない。その答えがすぐにでもわかったら、どんなにか楽なことだろう。 人間は一度……

英和・和英 機関用語辞典

升田政和 編

内燃機関の基本的用語を主に、―般船内用語、造船用語を厳選。教科書、参考書、海技試験に使われる学術用語を発音カナ付で収録。 【まえがき】より  本書は先に内燃機関を主とした「舶用機関用語集」として、各種の専門書から基本的な用語を採録し、一般船内用語、造船用語等を加えて、内燃機関の勉強の一助ともなるようにと公にしたものです。幸いにも各位のご支援によって版を重ねさせて頂きましたことを深く感謝いたしております。  しかし、初期の目的が内燃機関の基本的用語の勉学にあったために語数も少なく、また補助ボイラや遠隔装置、自動化の発達、それに……

最新 小型船舶・漁船 安全関係法令 併載:登録・測度に関する法令(令和元年6月1日現在)

国土交通省海事局安全政策課・検査測度課 監修

小型船舶安全規則及び小型漁船安全規則を中心に、関連法規を令和元年6月1日現在で収録。小型漁船、遊漁船、ボート関係者には必備の法令集。 (海事図書)

船舶通信の基礎知識(3訂増補版)

鈴木 治 著

船舶運航上、GMDSSをはじめとする重要な役割を持つ船舶通信。その内容を、運航場面別に豊富な図・写真をを用いてやさしく解説しました。無線従事者国家試験を目指す受験生、船舶通信を学ぶ学生、船会社の初級乗組員ほか、船舶通信に携わる関係者すべての方に最適の入門概説書です。 [toc] 【はじめに】 これまで船員にとっての無線に関する知識は、通信士や経験豊富な船員から仕事をしながら聞いて得たものでした。しかし日本人船員が少なくなり、また通信士の乗船していない船がほとんどとなった今では、そうもいきません。 本書は、乗船経験のない学生……

ロープの扱い方・結び方

堀越 清・橋本幸一 共著

ロープ作業をする場合の正しい扱い方、並びに結び方に力点を置き、著者の豊富な海上経験をもとにわかりやすく図版中心に解説。 【はしがき】より  ロープ作業の要旨(こつ)は、使用するロープの性格をよく把握し、懸る力と摩擦力を、有効に利用することである。そこには理に適った“扱い方”、“結び方”がおのずから存在し、何世紀もの昔から研究され、工夫され、そして使用されて来たものがある。しかし時勢は刻々推移し、使用される物も対象も変わりつつあり、特に最近は科学の進歩により、合成繊維のロープが登場し、従来のロープ作業の感覚にも、かなり修正が加えられる……

ガスタービンの基礎と実際

三輪光砂 著

コージェネレーションや複合発電で注目されているガスタービンの基礎理論から作動原理、最新の技術、将来動向までをやさしく解説。 【まえがき】より ガスタービンは広義には航空用のジェットエンジンを含み、蒸気タービンや往復動内燃機関に比べ新しい原動機である。 本書で述べる陸・舶用ガスタービンは、発電用、圧縮機・ポンプ駆動用、舶用、車両用など、広い用途に用いられる。うち、いくつかの分野、例えば商船用、自動車などでは実用化が遅れているが、複合(コンバインドサイクル)発電用、熱、電併給(コージェネレーション)用や艦艇用などには急速に実用化……

超大型浮体構造物の構造設計

(社)日本造船学会海洋工学委員会構造部会 編

超大型浮体構造物(メガフロート)は、全長5?におよぶ海上に浮かぶ大地であり、空港・物流基地・海洋観測基地・発電所等への利用が期待されています。従来の埋立て工法に比べて自然への影響が小さく、工期・耐震性・汎用性などにも優れた点が多いといわれ、平成7年からメガフロート国家プロジェクトがスタートしました。これを契機として構造設計技術は長足の進歩を遂げ、特に流力弾性応答、係留設計、安全性評価などのコア技術について多くの研究成果が得られました。 本書は、超大型浮体構造物を設計する上で核となるこれらの技術を造船初学者にもわかるように平易に解説し……
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