海事の書籍紹介
舶用機関システム管理(2訂版)
中井 昇 著
電動機を含めた各種原動機による推進システムの運転について、基礎理論から障害(事故など)発生の原理までを平易に解説。機関士、学生向。
【はしがき】より
本書は船舶の機関管理者のみならず舶用推進動力しすてむの運転管理の基礎を勉強したい人が、理解の糸口をつかむことを目的として著した。筆者は商船および練習船のエンジニアとして勤務した経験から、機関システムに関する基礎的な事象を早い時期に把握しておくことが大切であることを痛感している。
楽しく機関システムの管理を勉強するため、高等学校卒業または大学1年生程度の理化学の知識をもって理論的な解……
発音カナ付英文・和文新しい機関日誌の書き方【新訂版】
斎竹政利 著
最もわかりやすい英文機関日誌の書き方。基礎となる語句や英文の書き方、話し方を紹介。事故・緊急時の文例も豊富に収録。船舶機関士向。
【目次】第1編 機関日誌 第1章 機関日誌の種類 第2章 機関日誌の取扱いと記載上の心得 第3章 機関日誌
第2編 基礎 第1章 始めに知っておきたいこと 1.発音について 2.語の配列順序 3.英文における習慣 4.八品詞 第2章 奇数と序数 第3章 日づけ 第4章 時刻 1.時刻の書き方 2.時刻変更の必要と日付変更線 3.時刻の変更 第5章 天候・波浪(海上の模様)・風力……
船舶検査受検マニュアル(増補改訂版)【復刊】
国土交通省海事局 監修
「船舶検査の方法」に準拠して受検の方法を詳細に解説した、船主・造船所・メーカー等関係者必携の実務書です。また、整備記録・成績表など各種様式を豊富に掲載しており、すぐに役立つ内容。
【主な改訂のポイント】
・海水バラストタンク及びバルクキャリヤの二重船側部の防食塗装に関する検査の方法を追加。
・確率論による損傷時の復原性の検査の方法を追加。
・救命整備、圧力試験、電気艤装、BNWAS(航海当直警報装置)、VDR(航海情報記録装置)等の検査に関する
記述を追加、改正。
【はしがき】より
本書は、船舶安全法に基づく船……
LNG船運航のABC(改訂版)
日本郵船LNG船運航研究会 著
【まえがき】より
1964年世界で最初の商業ベースのLNG船が就航してい以来、現在約200隻のLNG船が世界中で活躍している。また、世界のLNG需要は未だ非常に旺盛であり、2010年までに、さらに130隻以上のLNG船の就航が予定されている。このように今後も多くのLNG船が世界中で運航され、その役割がさらに重要となっていく中、LNG船の安全運航はますます重要な課題となってくる。一方、40年以上にわたるLNG船運航の歴史において、LNG船事故(海難)は極めて少なく、大規模なガス爆発やガス漏洩を含む環境破壊事故は一度も発生していない。……
航海計器シリーズ2 ジャイロコンパスとオートパイロット【新訂増補】
前畑幸弥 著
※在庫が少なくなっており、品切れの場合がございますのでご了承ください。
最新の資料に基づき、原理、構造、作動などについてわかりやすく説明。特に適応オートパイロットについて1章をさいて説明。
【新訂増補に当たって】より
最近、マイクロプロセッサの発達につれて、適応オートパイロットが実用化されました。このオートパイロットは、自船の操縦性や外部環境の変化に適応するよう、各種調整が自動的に変化、調整されます。したがって単にディジタル化されているだけでなく、これと同時に適応化されており、省エネルギー操舵に役立つことが認識され、かなり普……
Case Studies : Ship Engine Trouble
NYK LINE Safty & Environmental Management Group
外国人船員にもわかりやすい英語版。双方で持てば、より意志疎通が明確になる。混乗船の機関長必携の機関図書!
(A) Combustion System
Fractured Piston Ring/Cracked PistonCrown/Malfunction of Main Engine due toPoor-Quality FuelOil/Abnormal Abrasion of Cylinder Liners/Exhaust valve Seat CorrosionHole/Malfunction of Exhaust Va……
機関英語のベスト解釈
西野影四郎 著
海技試験に必要な知識を基礎から解説。構文・熟語・整理編と分け、主機、補機、燃料等の船舶機関構造、取扱いの必要事項を網羅。
【はしがき】より
本書は、機関英語を学びたい人の自習書として編集したものである。
中・高等学校で習った英語が、これら問題解釈の基礎になることはいうまでもないが、技術英語には文を簡潔にする必要性その他から独自の表現もあるので、早くこのような構文に慣れる必要がある。したがって本書では、一般英語から技術英語に入りやすくすることを考慮し、構文編においては、特に学校文法面からこれを配列して説明するようしたもので……
図解 海上交通安全法 【11訂版】
藤本昌志 著
カラー図解で一目瞭然。航海の常識を完全理解!海には船舶の衝突を防ぐため「海上衝突予防法」「海上交通安全法」「港則法」(海上交通三法)が定められています。「海上交通安全法」は、船舶交通がとくに輻輳する東京湾、伊勢湾、瀬戸内海において、特別な交通方法を定めた法律です。
本書の特徴
■海上交通安全法を分かりやすい
カラー図解で条文ごとに解説
■航路や航法など必要な情報を図示
初学者の方はもちろん、改めて学習し直したい方にもおすすめです。
【まえがき】
船舶交通のふくそうする東京湾,伊勢湾及び瀬戸内海における船舶交通……
載貨と海上輸送 【改訂版】
運航技術研究会 編
船舶貨物輸送の概要、荷役装置、荷役用語、荷役書類、諸計算など船舶荷役の基本を解説。改訂にあたり、荷役関係の規則等を全面的に更新。
【はしがき】より
近年の世界経済の停滞を反映して、世界貿易の伸びは鈍化していますが、年年、着実に増加傾向にあります。一方、技術革新によって、船舶、港湾および陸上施設の近代化が進展しています。とくに船舶における荷役の面から見ますと、船舶の大型化、専用化と、それに伴う荷役施設の自動化、機械化、合理化が顕著であります。たとえば、タンカー等の巨大船化と荷役の自動制御化傾向、また、コンテナ船、LPG船、鉱石専用船……
航海計器シリーズ3 新訂 電波計器
若林伸和 著
最新機材を網羅した、全面改訂版です。
現在の航海に不可欠な衛星航法装置、レーダー、AIS(船舶自動識別装置)を中心に、理論と実務的な使用法を丁寧に解説。専門知識の習得に役立つ用語集を追加。海技士の試験対策にも役立つ内容です。
【はじめに】
近年,船舶運航の分野では自動航行や自律運航のシステム開発が注目されており,様々な業種,機関において研究開発が進められています。その際に重要となるのは,この数十年の間に急速な進歩を遂げている「情報通信技術」すなわちコンピューターと情報ネットワークを中心とした技術でしょう。
電波を利用した通……