海事の書籍紹介
Mathematicaへの誘いー今日から始める基礎と応用ー
中川栄一・勝 明次郎
Mathematica最新バージョン「10.2」を実践的に使いこなすための参考書。第2部のノートブックはお手持ちのパソコンにダウンロードして本書の内容を再現できるので、理解を深めながら学習できます。
最新バージョンMathematica10.2の参考書。
多くの関連書籍を執筆し、Mathematicaを知り尽くした東京商船大学名誉教授(現:東京海洋大学)と開発元のWolfram Research社認定インストラクターによる実践的な内容が特徴。
・基本と応用の2部構成だから、初心者のステップアップに最適。
・研究の成果や会議……
平成27年 練習用天測暦
航海技術研究会 編
【本書の特徴】
日月出没時の計算、太陽子午線高度緯度法および北極星高度緯度法による緯度の計算、日出没方位角法・北極星方位角法および時辰方位角法による自差測定、隔時観測による船位測定などの出題に対応。
【ここがポイント!】
太陽・北極星は1ページに7日分収録、各ページの最終日は全恒星を載せ、毎月上旬の適当な1日分は全天体を掲載。
三・四級海技士(航海)および一級小型船舶操縦士程度の出題内容を収録。
【試験について】
平成27年4月実施の海技国家試験から、それまでの平成19年天測暦に代わり、平成27年天測暦に基づいた出題が行われていま……
シップリサイクル条約の解説と実務
大坪新一郎・加藤光一・仲條靖男・成瀬健 共編著
シップリサイクル条約の
・条約策定までの背景や経緯
・採択に日本が果たしてきた役割
・関連する国際規則との関係
・条約に基づく手続きの実務
・リサイクル施設の要件と手続き
・必要な様式の解説と作成例
・各国リサイクル施設の情報
などを4名のエキスパートが執筆。
船舶の安全な解体と環境保全の見地から、2009年5月に「安全かつ環境上適正な船舶のリサイクルのための国際香港条約(シップリサイクル条約)」が採択されました。
船舶リサイクル施設での死傷事故や環境への悪影響をできる限り無くしていくには、条約の早期発効が重要であります。またシップ……
ここからはじめる制御工学
章菲菲 著/伊藤雅則 監修
これまで専門の技術者がそれぞれの用途のため開発・用いられてきたため、敷居の高かった制御技術の修得。本書ではその敷居を取り払うべく、まず。制御するとはどういうことか、そのためにはどうすればいいか、身近なレベルから理解できる内容とした。筆者の1年間の講義ノートを基に構成した本書を、教室に座って聴講している感じで読み進んでいただきたい。
【まえがき】より
これまで、「制御技術」は、鉄鋼・化学・エネルギーなどのプラントや自動車・家電製品・コンピュータ・電子部品・食品・医薬品などの製造ライン、航空機・船舶・自動車・家電製品などの製品のための……
日本の港湾政策―歴史と背景―
黒田勝彦 編著 奥田剛章・木俣順 共著
日本の港湾をもっと元気に!
近世から現代に至るまで日本の経済発展を支えてきた港湾。明治・大正・昭和・平成を通して港湾政策が
目指してきたものとは?日本の港湾政策の変遷を知ることで世界の中の日本がわかり、これからの日本の
港湾の方向性も見えてきます。
【目次】
第1章 近代国家成立期及び工業育成期の港湾政策
第1節 開国前夜の国際情勢と港湾整備
1・1 対明・南蛮貿易と津湊
1・2 徳川鎖国政策と湊
1・3 国内物資輸送と津湊政策
1・4 列強進出と開港
第2節 開国と港湾・海運政策
2・1 政体整備と港湾管理
2・2 西……
船舶で躍進する新高張力鋼―TMCP鋼の実用展開―
北田博重・福井 努 共著
日本の造船界、学会、船級協会ほかが技術を結集して開発してきたTMCP鋼と呼ばれる高性能の鋼材について、
安全性確保の検討・評価を船級規則からの視点でまとめた一冊!船会社、造船所、製鉄所、船級協会の若手技
術者や船舶の設計、施工、材料の開発実務者の方にオススメです。
【まえがき】より
日本の造船業は、高度成長期の1960年代中頃には新造船の建造量で全ヨーロッパを抜き、世界の建造量の約50%を占めるまでに成長した。その後2度の造船不況に見舞われたが、1990年以降のグローバルな経済発展に伴う船舶需要拡大により日本の建造量は右肩上がりで……
なるほど納得!パワーエンジニアリング【応用編】エネルギー資源・パワープラントを知り尽くす
杉田英昭
マリンエンジニア必読のバイブル!
マリンエンジニアがぜひ身に付けてもらいたい学問の中に、パワーエンジニアリングというエネルギー問題を扱う分野があります。本書は、長年教育現場で培ってきた経験を活かしながら、パワーエンジニアリングの基礎から応用までを懇切丁寧に解説した今までに類をみない体系的な力作。
本書は2分冊構成を採用し、基礎編では初学者にとって必須な工業熱力学を中心に様々な教育的配慮が施されているのが大きな特長となっています。例題、演習問題、詳解、重要語、テクニカルターム、科学史の話題など初学者のみならず教鞭をとる先生方にとっても利……
なるほど納得!パワーエンジニアリング 【基礎編】工学熱力学を学び尽くす
杉田英昭
マリンエンジニア必読のバイブル!
マリンエンジニアがぜひ身に付けてもらいたい学問の中に、パワーエンジニアリングというエネルギー問題を扱う分野があります。本書は、長年教育現場で培ってきた経験を活かしながら、パワーエンジニアリングの基礎から応用までを懇切丁寧に解説した今までに類をみない体系的な力作。
本書は2分冊構成を採用し、基礎編では初学者にとって必須な工業熱力学を中心に様々な教育的配慮が施されているのが大きな特長となっています。例題、演習問題、詳解、重要語、テクニカルターム、科学史の話題など初学者のみならず教鞭をとる先生方にとって……
現代海上保険
Barrie G.Jervis著 大谷孝一・中出 哲 監訳
貿易、海運、物流、海洋工事などにおける危険に対処する保険として、企業のグローバルビジネスを支える重要な制度である海上保険について、その歴史や原理をわかりやすく解説するとともに、船舶保険、貨物保険、P&I保険などの内容を詳細に検討し、さらに保険金請求や再保険についても網羅的に解説した格好の海上保険入門書。
【監訳者序文】
本書は、ロイズの正会員、Barrie G. Jervis氏による“Reeds Marine Insurance”(2005年)の全訳(ただし、付録資料の一部を除く)である。原著のタイトルの“Reeds\は、世界の港……
海事仲裁がわかる本
谷本裕範 著
知ってるようで知らなかった海事仲裁のことが全部丸わかり!!
今まで誰も書けなかった!
半世紀を海事仲裁とともに歩んだからこそ書ける!!
★裁判とは違う、当事者同士による話し合いとも異なる。海 事仲裁って一体何なの?
★早い・安い・秘密保持が仲裁の良いところって聞くけど本当のところはどうなの? 他にメリットはあるの?
★海事仲裁が商事仲裁より先に普及したのはなぜなの?
★わが国の海事仲裁の更なる発展のためには、どうしたらいいのだろう?
【著者紹介】
谷本 裕範(たにもと・ひろのり)
兵庫県西宮市出身。昭和32年……