気象・海洋の書籍紹介

気象の遠近法−グローバル循環の見かた− 気象ブックス001

廣田 勇 著

日々の天気を運んでくる地球をめぐる大きな風。その美しい姿の奥にひそむ大自然の摂理。日常見なれた天気天候をグローバルな視点に立った遠近法で見なおす楽しみを、プロ野球や文学美術などの身近なたとえ話から始めてやさしく語りかける新しい気象観。 【目次】 序  章 遠近法の楽しみ  一 野球の見かた  二 パースペクティヴということ  三 さまざまな気象の見かた  四 気象の遠近法 第一章 大気のグローバル循環  一 グローバルということ  二 グローバル循環  三 大航海時代  四 ハレーの風系図  五 ハレー……

黄砂の科学 気象ブックス018

甲斐憲次 著

毎年のように黄砂が頻発し話題となっています。これは中国内陸部のタクラマカン砂漠や黄土高原などから舞い上がった砂ぼこりが、上空の風に乗って日本に飛来するものです。黄砂の移動の様子は、衛星写真などからも把握され、関心を呼んでいます。  日本では車や洗濯物が汚れる程度の被害ですが、発生源に近い中国や韓国では雪のように降り積もり、交通、農業、健康などへの被害が甚大で、黄砂は気象災害としてとらえられているといいます。  黄砂の発生には中国内陸部の砂漠化が深く関わっているとのことです。また,本書によると,近年の黄砂被害の大規模化は過放牧,過耕……

宇宙と地球環境 気象ブックス002

石田 恵一 著

天文学者が見た地球環境成り立ちの歴史。気象・気候を素材に、地球とは何か、宇宙とは何かを説く。地球の誕生から気象学の確立まで。 【目次】 第一章 気象と気候  一 気候帯  二 大気の循環  三 歴史時代の気候変動  四 縄文時代  五 氷河時代の発見  六 地質時代の気候 第二章 地球の大気  一 二酸化炭素の増加  二 水蒸気が鍵  三 地球温暖化と「事実」  四 生物の発生と資源枯渇  五 酸素と生物  六 まさかより、もしもの備え 第三章 年代測定  一 元素の年齢  二 地球の誕……

風と風車のはなし−古くて新しいクリーンエネルギー− 気象ブックス019

牛山 泉 著

世界にはさまざまな風が吹いています。ハリケーンもあり、台風もあります。心地よく肌を撫でてゆく春風もあれば、一瞬にして地上の全てを巻き上げる突風もあります。毎日の気象情報では気温、降水量の他に「風力・風向き」が予報されています。  風は気温や降水量に比べれば日々の生活にそれほど深い関わりはないように見えます。ところが、本書によると、風は私たちの生活に無縁なものではなくなります。日本には「○○風」とか「○○おろし」のように風に地域独特の名前が付いていたり、「風情がある」とか「風雅を好む」などのような風に関する言葉や、風に関する地名が多く……

流れ星の文化誌 気象ブックス003

渡辺美和・長沢 工 共著

人々の身近な存在でありながら、今まで天文学でしか語られなかった流れ星を、歴史的・文化的視点から観測し、知られざるその素顔に迫る。 【はじめに】より  初めて流れ星が近代科学の対象として観測されたのは、1798年11月のことだ。それから100年たった1899年、日本では現代に通じる流れ星の観測は初めて行われた。  でも、もちろん、それらが初めて流れ星を見た記録ではない。流れ星はそれまでもずっと私たちの頭上に現れていたのである。  流れ星の数が、もっともっと多かったなら、それなりに天文学の発展に違った影響を与えたかもしれないが……

世界の風・日本の風 気象ブックス020

吉野正敏 著

 世界にはさまざまな風が吹いています。ハリケーンもあり、台風もあります。心地よく肌を撫でてゆく春風もあれば、一瞬にして地上の全てを巻き上げる突風もあります。毎日の気象情報では気温、降水量の他に「風力・風向き」が予報されています。  風は気温や降水量に比べれば日々の生活にそれほど深い関わりはないように見えます。ところが、本書によると、風は私たちの生活に無縁なものではありません。日本には「○○風」とか「○○おろし」のように風に地域独特の名前が付いていたり、「風情がある」とか「風雅を好む」などのような風に関する言葉や、風に関する地名が多く……

局地風のいろいろ【3訂版】 気象ブックス004

荒川正一 著

局地風とはその地域特有の風で、山一つ越えればまた違う風が吹いている。現在、その複雑な仕組みの解明が進み、クリーンエネルギーとして見直されつつある。世界各地の局地風と最新の研究成果を、風を追いかけて50年の風博士がわかりやすく解説。さて、あなたの住む町にはどんな風が吹いているだろうか。 【3訂版への序】  本書の初版発行から10年を経た。その間多くの読者からご支持を受けたおかげで、このたび3訂版を出す運びとなった。これまでも改版ごとに訂正・追加などを行ってきたのであるが、この度はやや多くの場所に筆を入れた。  主な改正点は、 ……

雲と霧と雨の世界−雨冠の気象の科学1− 気象ブックス021

菊地勝弘 著

 環境問題として挙げられるものは、温暖化のほかに、オゾンホールや酸性雨などがありますが、本書によればそのどれもが雲や雨と深く関わっているといいます。本書は、地球をめぐるさまざまな形の「水」のうち、雲・霧・雨といった主に液体の状態の水をテーマにしたものです。  近年雲は、温暖化との関連で注目を集めています。著者によると、雲は地球を保温も冷却もしており、雲の増減が、今後の地球温暖化予測の鍵を握っているということです。  霧に関しては本書の約半分の分量を使って書かれています。第二次世界大戦中から続く霧研究の歴史からはじまり、霧の人工消散……

気象と音楽と詩 気象ブックス005

股野宏志 著

ベートーヴェンの「月光」は、低気圧の通過を表現していた!?先人達が音楽・詩歌に託した「気象」を鑑賞し、現代の生活で忘れがちな「自然への素朴な感動」の世界へご招待します。 【まえがき】より われわれは大気の底に住んでいるので、気象の恩恵と脅威を受けながら毎日の暮らしを営んでいる。しかし、気象の恩恵は、空気の存在を忘れるように、当たり前に事として心に留められることもなく、気象の脅威も、災害は忘れたころにやってくるのたとえの通り、記憶が薄れていく。脅威を代表する暴風雨は天気予報の原点で、特に台風と梅雨期の雨は災害を伴う気象の筆頭とし……

釣りと気象 気象ブックス006

長久昌弘 著

釣り人のための気象をわかりやすく解説。長年の釣り経験に基づく興味深い話題をまじえ、楽しみながら天気図の読み方が学べる1冊。 【まえがき】より 釣りは、男女を問わず子供かた大人、高齢者に至るまで、多くの人々が手軽にできるレジャーである。そのためか、近年、立派な設備を整えた「釣り公園」が各地に建設されている。どこの釣り公園も竿の放列にはびっくりする。港周りの波止から小磯、防波堤も太公望でにぎわっている。 しかし、同じ釣りでも荒磯釣りとなると、手軽にできるものではない。わざわざ渡船を使って沖の荒磯に渡り、危険性に高い、むつかしいテ……
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