交通の書籍紹介

交通論おもしろゼミナール1 新版 交通とビジネス【改訂版】

澤 喜司郎・上羽博人 共著

◆この本のまえがき◆  交通技術の発達には目を見張るものがあります。旧版(2007年3月初版発行)の執筆・刊行時には存在していなかった新しい交通機関が登場し、現在では新しいサービスも提供されています。たとえば、最近では当たり前のように利用している東海道・山陽新幹線車両のN700系が2007年7月1日のダイヤ改正から営業運転を開始しました。その一方で、初代の新幹線車両の0系が多くのファンに惜しまれながらも現役を引退し、法定速度で世界最速としてギネスブックに登録されたことのある500系が「のぞみ」から格下げされ、現在では山陽新幹線区間で8……

航空の経営とマーケティング

スティーヴン・ショー 著/山内弘隆・田村明比古 監訳

航空業界のことが知りたいならこの1冊! 「普通の」業界で広く採用されているマーケティング理論をベースとした経営戦略が、航空会社にもかなり適用可能となってきたこを実例を交えて説明し、依然として残る「特殊」な側面についても考察を加えながら、航空関係者として必要なマーケティングの知識を分かりやすく解説しています。 原著は1988年に初版が発行されてからすでに6版を重ね、世界中で学生や航空関係の実務家などに読まれている、航空マーケティングの教科書です。 【訳者まえがき】より  本書の原著である“Airline Marketin……

コンテナ物流の理論と実際−日本のコンテナ輸送の史的展開−

石原伸志・合田浩之 共著

コンテナ物流の歴史と現状を膨大な資料と実務家に対する綿密な取材で的確に分析。理論と実務を兼ね備えたコンテナがこの1冊でわかる。 埠頭でコンテナ業務に携わっている方にも参考になります! 2010年「住田正一海事奨励賞」 2010年「日本物流学会賞」 2010年「北見俊郎賞」 を受賞しました。 【内 容】 1950年代、米国のトラック会社のオーナーであったマクリーンによって考案された海上コンテナは、「20世紀最大の物流革新」であるといっても過言ではない。 海上コンテナの普及は、国際複合一貫輸送を容易にしただけでなく、ロ……

ビジュアルでわかる国際物流【2訂版】

汪 正仁 著

海運・航空・鉄道貨物輸送と国際複合一貫輸送を中心とした国際物流の基礎的な知識を、現地調査による豊富な資料とともにわかり易く解説。航空貨物輸送や物流企業の合併、提携等の動きも取り入れた改訂版。 【はしがき】より 近年、物流(Logistics)という言葉は世界的に盛り上がり、話題となっている。物流は、工場や倉庫の立地選択から受注処理、在庫管理・荷役、部品やサービスの提供・調達、梱包、倉庫保管、「輸送」(国内、国際)、返品処理、廃棄物の処理および情報処理まで幅広く包含している。この中で国際貿易の下支え役として海運・空輸・鉄道輸送か……

交通論おもしろゼミナール4 アジアの交通と文化

澤 喜司郎 著

アジアのなかでも中国、韓国、タイ、台湾、香港の各国でみられる交通の形成様式や内容(=交通文化)の特徴を、道路交通、鉄軌道交通、水上交通、道路貨物輸送を取り上げて日本と比較する。土地が狭いために上へ上へと伸びていく香港の2階建て路面電車とバス、自動車は大きくて高級そうにみえないと駄目だという韓国のバスとタクシー、コピーを国産と主張する中国の高速列車など、豊富な写真とともに、交通と乗り物からみた各国の人々の生活や価値観などの文化を垣間見ることで、「交通と文化」の関係を興味深く記述しています。 ■観光、交通、経済、文化の学部テキストに……

電車のはなし−誕生から最新技術まで− 交通ブックス118

宮田道一・守谷之男 共著

第35回 交通図書賞『技術部門』受賞 交通図書賞とは、財団法人交通協力会が交通に関する優秀な図書を選定し、広くこれを推奨することにより、交通知識の普及と交通従事者の教養の向上に資する目的で、昭和50年から制定、実施しているものです。 【まえがき】より 私たちにとって、鉄道は一番身近な公共交通機関の一つといえます。とくに日本の鉄道は、ほぼ時刻表どおりに運行され、世界でも類を見ない正確さを誇っており、通勤・通学などの面でも今やなくてはならないものとなっています。鉄道はその名のとおり、「鉄の道」、すなわり、鉄のレールを敷き、その上……

航空図のはなし(改訂版) 交通ブックス306

太田 弘 編著

目印のない空を飛行機はどのようにして飛んでいるのか。空の地図「航空図」をわかりやすく解説。旅の楽しみ方が増える楽しい一冊。本書を読めば、今まで退屈だった空の旅も楽しくなり、窓際の席に座りたくなります。 【はじめに】より 空を飛ぶ「地図」って何だろう? 今から100年前、いや70年前の1939年でもいい、人間は1万メートルの上空から地上を眺めることはできなかった。今もこの瞬間、世界の空には何千という航空機が1万メートルの高度でクルージングしている。窓側の人は眼下に広がる大地のパノラマを眺め、多くの人は「地図といっしょだなー」とつぶや……

航空管制のはなし【七訂版】 交通ブックス303

中野秀夫 著

大空を飛ぶ航空機も、他の交通機関同様、さまざまなルールのもとに運航されている。それを巧みに整理して安全を保つことが航空管制官の役目である。本書は「空の交通整理」とも呼ばれる航空管制を、その歴史から現状や問題点、業務内容まで幅広くとりあげた。巻末に用語解説と、パイロットと管制官の交信の実例を収録。 【七訂版発行にあたって】 近年、グローバル化の進展により、世界の航空輸送の需要はますます増加し、国際航空交通量は大きく伸びてきている。ことにアジア地域においては、中国やインド等の経済発展により、その傾向は顕著である。 一方、わが国の国内にお……

日本の市内電車−1895-1945−

和久田 康雄 著

京都電気鉄道が国内で初めて営業運転を開始してから敗戦を迎えるまで、半世紀にわたる全国の市電車両の変遷を明らかにし、北は旭川から南は那覇まで、車両の消長をたどった貴重な1冊。 ◆「2010年 島秀雄記念優秀著作賞 単行部門」   で受賞しました 「島秀雄祈念優秀著作賞とは?」 島秀雄記念優秀著作賞は、毎年1回、趣味的見地に基づき鉄道分野に関する優れた著作物または著作物に関わる功績を選定し、鉄道および鉄道趣味の発展に寄与することを目的とし、2008年に新設された賞です。 賞の名称は、鉄道友の会初代会長で東海道新幹線の完……

新・中国税関実務マニュアル【改訂増補版】

岩見辰彦 著

中国における税関実務を豊富な書式サンプルを用いて具体的に解説。これから中国進出を考えている企業担当者の実務に役立つ必読書。 改定増補版では全面的に最新の内容にアップデートし、 ●24時間ルール ●化学品の規制 ●バイヤーズコンソリデーション ●非居住在庫管理(VMI) ●加工貿易半製品の保税転売方法 等について、説明を加えました。 【改訂増補版】によせて  最近の中国関係は、政治のみならず経済にも大きな影響を与えており、中国脱出論が叫ばれている。しかし、ここまで深まった経済関係は、簡単に変えられる状況ではなく、また、中国もはや生産……
本を出版したい方へ