交通の書籍紹介

増補改訂版 貿易物流実務マニュアル

石原伸志 著

国際物流に携わる方はもちろん、貿易決済業務を行う金融機関の外国業務部の方にもお薦めです。 貿易・国際物流に関する具体的な業務の流れや参考事例及び国際輸出入通関・輸送規制等を紹介。物流業者他関連業界の実務者必携の図書。 【増補改訂版発行にあたって】 「貿易物流実務マニュアル」の初版本を出版してから早9年がすぎた。旧著のネーミングである「貿易実務」と「国際物流」をミックスさせた「貿易物流」という言葉もいまや実務界ですっかり定着し、最近ではあちこちで使われるようになっている。 グローバル化した現代において、グローバル・ロジスティ……

ハイジャックとの戦い−安全運航をめざして− 交通ブックス305

稲坂硬一 著

次々に登場するハイジャックの脅威を防ぎ、安全運航をめざす各国の対策とは?その実態を世界・日本の1185事件のデータ検証とともに紹介。 第一章 9.11米中枢部同時多発テロ事件の衝撃  アメリカからの第一報  狙われた航空便  9.11事件の後日談  20番目の容疑者など  死者、不明者2982人。NY市の損失額は1050億ドル  米民間航空業界への深刻な影響  独立調査委員会の報告  NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)  Aもミスを連発  大統領、旅客機撃墜を決断! 第二章 ハイジャック事件の諸相  ハイジャックとは何か。各国……

航空管制システム−限界と未来の方向−

園山耕司 著

空域問題や対策の遅れが指摘される気象問題など改善点を示し、航空管制の現状とその将来性を解説。完璧なる航空管制に挑む一冊。 【内容】 航空機の事故について、その多くは管制とパイロットがかかわった事故です。人がミスを起こす可能性は常に存在しています。ミスを起こしにくいようにと航行援助施設や管制システムは日々改善されてきています。では、システムはどう改善されてきているのか、現場の管制官は頭の中でどのような物差しを使って航空交通の流れをさばいているのか・・・・。 本書は、第1部で航空管制システム全体がわかるよう例を挙げながら解説し、第2部で……

列車ダイヤのひみつ−定時運行のしくみ−

富井規雄 著

世界一正確な日本の列車ダイヤは、どんな技術により可能なのか。スジ屋からダイヤグラムまでダイヤに関わる様々なしくみを紹介。 【目次】 1 はじめに  世界一正確な日本の鉄道  昔から定時運行だったか?  定時運行の秘密 2 鉄道というシステム  2・1 定時運行を支える人たち  2・2 分散協調システムとしての鉄道     きまり−動作を決めておく     共通の情報としての列車ダイヤ 3 遅れないダイヤを作る  3・1 ダイヤ図のはなし     ダイヤとは?     ダイヤを作るのはスジ屋……

日中貿易物流のABC

岩見辰彦・石原伸志 共著

実務経験豊かな著者が、日本・中国相互の貿易・物流システムを解説。トラブル事例の解説等かゆいところに手が届く実務家必携の書。 目次 第1章 中国貿易物流の現状 1.1 中国の経済概況 1.2 日中貿易の現状 1.3 中国の物流事情を考える 第2章 日本から輸出貿易実務 2.1 日中間貿易の取引 2.2 市場調査と売買契約 2.3 インコタームズ 第3章 日本の輸出フォワーディング業務 3.1 輸出の許可・承認 3.2 中古設備機器の輸出船積み前検査 3.3 梱包 3.4 シッピング・マーク 3.……

明日の宅配便市場 交通ブックス101

中田信哉 著

宅配便産業を急速に発展させた市場の規模や、ビジネス・生活様式の変化が生む需要等を解説。 これからの宅配便を知る上で欠かせない1冊。 【目次】 プロローグ 宅配便の誕生-宅急便とその時代- 第一章 宅配便の勢い衰えず  1 最大の成功  2 定着する宅配便  3 宅配便の位置づけ  4 宅配便の進撃  5 宅配便のサービス機能  6 宅配便の分類  7 宅配便の市場競争  8 宅配便の評価  9 宅配便の市場 第二章 宅配便市場の本質  1 市場とサービス  2 サービス商品としての宅配便  3 宅配便市場というもの  4 宅……

新訂 航空と気象ABC

加藤喜美夫 著

広い大空を安全に飛ぶためには、気象条件に関する知識は必要不可欠です。本書は、空を飛ぶ全ての人にこれだけは知っておいて欲しい気象の基礎知識をわかりやすく解説しています。新訂版では、日進月歩の気象測器の導入など、最新の航空気象技術に関する記述を追加しました。 弊社発行の「……

ヨーロッパ駅舎放浪記−各駅停車スケッチ紀行−

栗 進介 画・文

ヨーロッパ16か国の取材旅行を綴った駅舎のスケッチとエッセイ。駅舎風景のなかで、鉄道建築とその背景をぶらりと歩きながら描く。 何気なく開いたページから読んで戴ければそれでよい。 駅舎取材も何気なく降りた駅が新しい発見をさせてくれたように・・・。 【登場する駅舎】 イギリス  アーノスグローブ地下鉄駅  アプルビー駅  イースト・ボーン駅  ヴィクトリア駅  ウォータルー駅  オックスフォード駅  キングス・クロス駅  クラクトン駅  セント・パンクラス駅  チャリング・クロス駅  テンプル・ミー……

きっぷの話 交通ブックス102

実践 鉄道RAMS−鉄道ビジネスの新しいシステム評価法−

溝口正仁・佐藤芳彦 監修 日本鉄道車輌工業会RAMS懇話会 編

【まえがき】より 〔社会資本の信頼性と安全性確保の重要性〕  近年、科学技術の革新と社会構造の複雑化が進展するなかで、社会資本といわれる大型プラント、原子力発電設備、宇宙ロケット、航空機、鉄道車両等はシステムとして複雑かつ高度化するとともに巨大化する傾向がみられる。これら社会資本が事故を起こした場合、極めて深刻な事態を招くことはこれまでの各種事故の実例が示すところである。それらの信頼性と安全性の確保が現代社会の大きな課題となっている。 〔信頼性と安全性の評価法RAMSの発展と適用範囲の拡大〕  1950年代後半より、信頼性……
本を出版したい方へ