交通の書籍紹介

航空機の運航ABC【改訂版】

村山義夫 著

航空機の安全運航に必要な、航法・法規・性能・気象・通信・飛行計画の基礎的な知識を網羅。図表を多用したわかりやすい内容。 【はじめに】より ライト兄弟の飛行機が、初めて1903年12月17日に飛んだ。この日の記録は、滞空時間12秒、飛行距離36メートル、高度3メートルであった。それから96年経過した。現在航空機の性能は、著しく向上している。 飛行機は、人間や他の動物、そして物資を運ぶ道具から、今や大量輸送の交通手段として輸送産業の一翼を担い、ますます発達しつつある。しかし、同時にひとつの事故が及ぼす影響は、計り知れない時代となっている……

世界鉄道探検記−ユーラシア大陸をゆく−

秋山芳弘 著

世界での鉄道乗車記を現地の雰囲気や技術的な視点など様々なエピソードを交えユニークに紹介する。「世界の車窓から」製作者との対談も掲載。 【まえがきー鉄道旅行の勧めー】より 外国の鉄道に対する技術協力や技術的助言(コンサルティング)、また鉄道調査を職業としている関係で、世界各地の鉄道に乗車する機会が多いので単に仕事で滞在するだけと違い、鉄道を通してその国(地域)の自然や社会・文化の状況がわかってきます。 では、なぜ自動車や飛行機ではなく鉄道かといいますと、 1.鉄道には庶民列車や高速列車・豪華列車まであり、その国(地域)のいろ……

国際物流の理論と実務 【六訂版】

鈴木 暁 編著

国際物流に関する基本的理論とキャリアやフォワーダー他関連業界にも役立つ実務的知識を満載。 国際物流を学ぶ研究者、学生、国際物流業界の初級、中級者にとって最良のテキストです。 6訂版では、国際物流に関わる統計を最新のものに更新。国際物流の環境変化や、法制度の改訂に伴った説明の見直しを重点的に行いました。 【はしがき】より  国際物流(輸送)は、国際貿易取引において代金決済、保険とともにその一要素を構成している。つまり貿易取引は売主(荷送人)と買主(荷受人)が直接の当事者であるが、この売主と買主の間には運送人(物流業者)、銀行、保険……

現代の内航海運 交通ブックス216

鈴木 暁・古賀昭弘 共著

内航海運はいま、大気汚染、地球温暖化などに関連して、よりクリーンな大量輸送機関として、鉄道と共に改めて注目を浴びています。しかし、モーダルシフトが話題となってから数年を経過しているにもかかわらず、その進展が遅々としているように見えるのは、長期にわたる景気後退という側面はあったにせよ、内部に抱える懸念材料が多いことも影響しているのでしょう。老朽船のスクラップアンドビルド、船員の高齢化と若年船員不足の解消、船内労働環境の改善、適正運賃の確保などです。 本書は、こうした内航海運業界の現状や、これまで業界が実施してきたさまざまな改善策、行政面……

飛行機100年−カラー写真でつづる名機たち−

山田圭一 写真・文

ライト機から第二次大戦中の傑作機、戦後の軍用機、小型機や旅客機まで飛行機の歴史100年を代表する約200機種をカラー写真で紹介。 名機200機種を収録した写真集! 本書に登場する名機たち 1 大空への挑戦 ●リリエンタールのグライダー ●ライト・フライヤー ●ブレリオ ●エトリッヒ・タウベ ●アンリ・ファルマン ●モーリス・ファルマン ●アントワネット? ●ドペルデュサン・レーサー ●ニューポール28 ●スパッド? ●ソッピーズ・キャメル ●RAF・SE5 ●ロイヤルファクトリーRE8 ●ハンドレページ0/400 ●アルバトロスD……

英国鉄道完乗への挑戦

宮田 進 著

完乗めざして11年、ビールと路線図を手に乗りまくる。その距離28,500キロ。人とのふれ合い、素晴らしい風景、魅力溢れる鉄道旅行記。

現代物流概論 【2訂版】

國領英雄 編著

サプライチェーン、サードパーティ・ロジスティクスなど最新の動向をとらえ、企業物流を中心に現代の物流を広く解説。学生・実務者向。 目次 第1章 物流とはなにか 1-1 物流とは  (1)モノの流れ  (2)物流の意義  (3)物流の経済的性格 1-2 物流の役割  (1)経済活動と物流  (2)経済生活と物流  (3)商流と物流 1-3 物流は誰のものか−物流の視点−  (1)物流過程と物流主体  (2)誰が物流を担っているか 第2章 物流の生成と発展 2-1 流通活動の発生と物流の諸活動  (1……

日本の航空機事故90年 交通ブックス304

大内建二 著

90年に及ぶ日本の航空史の中、事故はどのように変遷していったのか?技術革新と共に様変りする航空機事故を時系列に沿って解説する。 【まえがき】より 世界で最初に航空会社が誕生したのは1909年で、ドイツに飛行船を使って貨客を輸送する会社が生まれ、10年後の1919年には飛行機を使用する本格的な航空会社が欧米で誕生した。しかし、第1次、第2次世界大戦中は、航空機は民間航空輸送よりも軍事用に開発が進められ、民間航空の本格的な発展は第2次世界大戦の終結を待つことになる。 第2次世界大戦の大勢が連合国側に圧倒的に有利になり、終戦はもはや時間の……

羽田・日本を担う拠点空港−航空交通と都道府県−

酒井正子 著

国内航空の現状を、旅客利便性向上の観点から多頻度運航・ダウンサイジングをキーワードに独自の分析で展望、今後の課題と解決策を提唱する。 【目次】 第1章 わが国の航空輸送市場と世界の航空の動向  1.航空は平和と繁栄が大前提  2.国内航空路線の構造   2.1 旅客需要と運行距離・便数・航空機   2.2 航空機と路線構成   2.3 便数と航空機の関係の経年変化   2.4 事業者の数   2.5 事業者規模と航空機、路線の関係   2.6 運行効率の変遷  3.世界の航空の動向   3.1 航空輸送の実績   3.2 国際機関や……
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