成山堂書店の書籍紹介

よくわかる高層気象の知識(2訂版)ーJMH図から読み解くー

福地 章 著

気象現象は、地上から圏界面までの対流圏における大気の運動であれば、大気の動きを立体的にとらえる必要があります。したがって、地上の気象現象を知るには高層気象が重要であることがわかります。 近年、高層の観測が進んだこともあり、天気予報の精度が格段と高まりました。高層気象は、気象を勉強する者にとって欠かせない、そして気象予報士試験や海技試験においても、その重要性ゆえに、必ず取り上げられる分野になっています。 本書では、第1編を「高層気象」とし、問答形式で分かりやすく解説しているので、これで基礎固めをし、読み進めるうちに土台が身につきます……

海辺の生きもの図鑑

千葉県立中央図書館 分館 海の博物館 監修

潮間帯に住む魚やエビ、カニ、ヤドカリ、ウミウシ、ヒザラガイ、貝、イソギンチャク、ヒトデ、ウニ、フジツボ、海藻など、300種類以上を掲載。すべて海辺にいる生きものだけを掲載しています。 【目次】 ・魚 磯では、潮がよく引いた干潮のときに潮だまりで魚を観察することができます。潮だまりに集まる魚は決してはでではありませんが、小さくかわいらしいものがたくさんいます。夏から秋にかけて黒潮に乗って南の海から渡ってくるチョウチョウウオやスズメダイの子どもも観察できます。 ・甲殻類 磯で人気のエビやヤドカリ、カニは甲殻類のなかまにな……

海洋白書 2022

笹川平和財団 海洋政策研究所 編

多方面にわたる海洋・沿岸域に関する出来事や活動を総合的・分野横断的に取り上げる「海洋白書2021」。最近の海洋をめぐる“日本の動き 世界の動き”を総合的な視点で整理・分析するとともに新たな海洋政策の推進を多様な角度から提言する。 【目次】 第1部 海洋をめぐる取組み  第1章 海洋からのカーボンニュートラルの実現に向けて   第1節 求められる海洋からの温暖化対策    1. IPCC第6次評価報告書第1作業部会報告書    2. 海洋・沿岸域における評価結果    3. 国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(CO……

二級・三級海技士(航海)口述試験の突破【航海編】6訂版

平野研一・岡本康裕 共著

海技試験において重要性を高める口述試験に対して、完璧な受験準備ができるよう詳細にまとめた内容。付録として「海技士国家試験・受験と免許の手引」を収録。 ■6訂版のポイント 電波計器・電波航法航路の進展、標識の近代化、水路図誌等を取り巻く状況の変化等や最近の口述試験問題の出題傾向に合わせて、新しい問題を収録。 【はしがき】 船舶職員の訓練要件及び資格基準を定めるSTCW条約の批准に伴い,昭和58年4月船員法及び船舶職員法が大幅に改正され,従来甲種,乙種及び丙種の8段階であったものを,1~6級までの6段階に再編し,海技従事者……

地震と火山と防災のはなし

楠城 一嘉 著

自然豊かな日本においては、その恵みを存分に享受し独自の文化を育んできた一方、地震や火山噴火などの災害からは目をそらすことはできない。近いうちに起きるとされている南海トラフ地震までを視野に、地震、火山のメカニズムから、それに伴う災害への備え、地域での取り組みなどを分かりやすく解説。 中身を見てみる 【はじめに】 本書は、大学生や高校生に少しでも日本の自然に興味を持ち、防災の心構えを持っていただければと思い、語りかける様に書いた読み物です。 富士山があり、海にも囲まれた日本は、自然豊かで風光明媚な国です。日本人は、山海の……

進化する羽田空港 交通ブックス313

唯野邦男 著

世界的にも屈指の大空港である「羽田空港」について、歴史や管理・運営、施設、働く人々まであらゆる視点から解説。特に運営に関して、長年携わった著者ならではの知識を元に非常に詳しく解説しています。これまで一般には知りえなかった情報が数多く掲載されており、航空ファンのみならず航空関連企業に務める専門家をも納得させられる内容です。 【はじめに】 あなたは羽田空港を使ったことがありますか。日本で最も多くの航空旅客が利用し、最も大量の航空機が離着陸するこの巨大空港の正式な名前は東京国際空港ですが、ほとんどの人は羽田空港と呼んでいます。ハネダ……

新訂 船員実務英会話

水島祐人 編著

外国人船員との混乗率が高まり英会話は重要な役割を持ちます。船員にとって必須の英会話を実務に沿って学べるよう、ページごとに補足説明を掲載!現状の船舶実務に合わせて「甲板部」「機関部」の2部構成となっています。海の仕事を目指す方々へお役に立つ一冊となることを願っています。 【はじめに】 日本郵船株式会社海務部により編集された旧版『船員実務英会話』は、外航船実務の様々な状況を鮮明にイメージしながら英会話を学習できるテキストです。現在外航船で勤務されている方々のなかには、学生時代に『船員実務英会話』を学び、将来の外航航海へ心躍らせた方……

海事法規の解説

神戸大学海事科学研究科海事法規研究会 編著

海事法規解説の定番書。 海事の理解と運用に必須の16法令を丁寧に解説。商法の改正など最新の法令改正に対応。初学者から海技士・海事代理士の勉強にも役立つ海事法規の入門書。 【はしがき】 『概説海事法規』の初版は、2010(平成22)年に刊行された。以来改訂版、2訂版と法律等のルール改正に応じて必要な改訂を行ってきた。今般は、タイトルを変更し、『海事法規の解説』として新たに刊行するものである。 2007(平成19)年の日本籍船の外航船舶数が92隻という最少船舶隻数は、2020(令和2)年には270隻(構成比12.1%)へ増加し……

グローバルエアラインの経営と実務 AIRLINE OPERATIONS AND MANAGEMENT

Gerald N.Cook and Bruce G.Billing 共著/上甲哲也 監訳

航空業界について経営的な観点から概説したテキストブック。 経済、オペレーション、ファイナンスなど、経営学の主要分野の基礎理論を適用し、それらを組み合わせて業界を俯瞰しています。また、戦略的なマネジメントではなく、航空業界に特徴的に見られる戦術的なマネジメントに焦点を当てて解説しています。 【監訳者はしがき】 本書は、主に米国や欧州の航空会社を題材として、航空会社の経営理論と実践的な戦術を、豊富な事例を織り交ぜながら解説しています。我が国の航空会社の経営について学びたい、研究したいとお考えの読者には的外れかと言えば、そうではあ……

気象学の教科書 気象ブックス047

稲津 將 著

気象に興味を持った人が最初に読んで欲しい1冊。 気象学を学ぶ大学生や気象予報士を目指している人のために、平易な説明と多くの事例、日頃役立つ天気のコラムなどを盛り込んで、わかりやすく解説しています。 気象学者の「荒木健太郎さん」も推薦。 以下のコメントを帯に掲載しています。 「知れば知るほど楽しくなる。 気象学を志すすべての方にオススメしたい、 空の教科書の決定版!」 [toc] はじめに 「太古」ギリシアのイカロスは、蝋ろうで固めた鳥の羽を持ち、太陽に向かって飛び立ちました。太陽に近づいたイカロスは熱……
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