成山堂書店の書籍紹介
極限の雪原を越えて−わが南極遊記− 極地研ライブラリー
木崎 甲子郎 著
絶望なんて笑い飛ばそう!
絶望の崖っぷちを乗り越えてきた「極地探検請負人」のストーリー!
日本の南極探検史上唯一の殉職者を出した部隊への参加、地図にない極地の未踏山の登頂、複数の外国隊への参加・・・。極地探検請負人と呼んでいい著者の木崎甲子郎は「今まで絶望なんて事は、ただの一度も感じた事がない」と笑い飛ばす。彼は常人の予想もつかない極地での苦境をどう乗り越えてきたのか?
【目次】
第1章 南極観測の始まり
「どうにもならない」とは、こういうことか?
茅誠司会長の決断が日本の南極観測を動かした
南極は金がかかる
……
それゆけ、水産高校!−驚きの学校生活と被災の記録−
平居高志 著
水産にかかわった事のない普通の国語教師が、新たに着任した水産高校での生活を写真と文章で綴ったも内容。もともとは、自身が着任当時(平成22年)からスタートした、ブログ「水産高校だより」がベースになっている。独特な授業内容や施設、純朴な生徒や熱意ある教員との接触など、水産高校のもつ魅力が描かれている。題材は、著者の好奇心のままに選ばれているものの、観察と記述には自身の興味と学校や生徒への愛着が素直に描かれている。本書を読めば、あまり知られていない水産高校の魅力を知ることができる。付録として「東日本大震災 被災の記録」を掲載している。
【……
最新ダイビング用語事典−安全管理、活動の実例から医学、教育情報まで−
日本水中科学協会 編
ダイビングによる水中活動のすべてがわかる。
読む事典としてのダイビング用語集の決定版!
スポーツダイバー、学校、研究機関などで科学研究、調査のためのダイビングを行うサイエンス・ダイバー、
水中調査、水中作業を行うプロダイバーに向けて、すべてのダイビング活動の場で安全な活動ができるように
、実際に役立つ用語集の決定版です。事典として、参考書として、また講習のテキストとして最適です。
また、附としてダイビングに関わる団体、学校などについての情報を掲載しています。
ダイビング・水中活動に関わる知識を用語集の形で、安全確保、医学、生理学、器……
井田寛子の気象キャスターになりたい人へ伝えたいこと
船体運動 操縦性能編(改訂版) 船舶海洋工学シリーズ3
安川宏紀 芳村康男 共著
「真っ直ぐ走る」、「曲がる」、「止まる」に代表される操縦性能は、一般に、平水中を航行する船の操舵ならびにプロペラの操作に対する運動応答性能を指します。
本書は、加減速を伴う直進運動、プロペラ逆転停止運動、針路変更時の運動、大舵角時の旋回運動、zig-zag運動、港での離着桟運動等の操縦運動について、できるだけ統一的に理解できるように整理しています。
【まえがき】より
本書は、船の操縦運動について述べたものである。船の操縦運動についての知識は、船の運航者や設計者にとって不可欠である。
船の運動性能は、耐航性能(seakeep……
造船工作法 船舶海洋工学シリーズ9
奥本泰久・大沢直樹・青山和浩・後藤浩二・尾田 逸人・田崎泰博・津川博光・中山祐蔵・野口千年、濱田雄二 共著
造船工作の全体的流れ、工作・造船の要素技術、各種の工場設備、生産管理の概要と工程計画・管理の技法、造船における品質管理について説明。さらに、進水工作法、安全衛生、現図について詳説。
若手造船技術者の自習教材、船舶工学を学ぶ学生に最適のテキスト。
【まえがき】より
造船は、鋼板構造の部品切断・接合・組立て・ブロックの搭載、ならびに部品・機器・装置等の配置・据付けを行う総合組立産業である。1975?1977年に日本造船学会鋼船工作法研究委員会(以下で「工作法研究委員会」と呼ぶ)が編纂した「新版 鋼船工作法」(以下で「原版」と……
船体運動(耐航性能編) 船舶海洋工学シリーズ4
柏木 正・岩下英嗣 共著
自由表面船舶流体力学の理論は先達の努力によって築き上げられてきた大変「美しい」理論。それに気付き魅了され始めると船舶耐航性理論を理解するのは意外とた易いかもしれません。
本書は、波浪中での船体運動理論をこれから学ぼうとする大学生や大学院生、あるいは船舶海洋関連企業で船舶や浮体の波浪中性能の仕事に携わる人たちを対象として、必要な知識や理論をまとめたテキストです。
【まえがき】より
船の運動性能は、波浪中での耐航性能と平水中での操縦性能に大別されますが、本書は耐航性能について書かれており、波浪中での船体運動理論をこれから学ぼ……
船体艤装工学(改訂版) 船舶海洋工学シリーズ10
福地信義 内野栄一郎 安田耕造 共著
艤装工学の基礎が理解できるテキスト!
船舶は運用のための種類の機能と安全で快適な居住空間を必要としている。これらを具現化する艤装設計には、極めて幅広い知識や経験および機能に係わる現象理解と解析能力が不可欠である。本書では、設計での問題解決のための知識と解析方法について、なるべく細かくわかりやすく解説している。
【改訂版発行にあたって】
2012年に本書の初版を発行以来、多くの関係者にご利用いただいた。幸いにも今回、改訂版発行の機会を得て、全編を見直すこととした。
今回の発行にあたっては、2015 年より強制となった船舶の騒……
船体構造 強度編(改訂版) 船舶海洋工学シリーズ7
藤久保昌彦 吉川孝男 深沢塔一 大沢直樹 後藤浩二 共著 公益社団法人 日本船舶海洋工学会能力開発センター教科書編纂委員会 監修
技術者、船舶工学を学ぶ学生諸君が基礎として学んでおくべき船体構造と強度評価に関わる基本的事項をまとめたテキスト。
船体構造「構造編」に続く「強度編」では、強度評価において必要となる、荷重および構造応答の統計的予測法について解説。次に各種構造強度の性質と強度評価法について解説しています。
今回の改訂版では、国内外の機関による波浪観測データの公開サイトの更新、国際船級協会連合IACSによるばら積貨物船と油タンカーの共通構造規則がCSR-BC&OTとして統合されたことに伴う訂正など行いました。
【はじめに】より
船体構造の……
進化する東京駅−街づくりからエキナカ開発まで− 交通ブックス120
野崎哲夫 著
東京駅の開業からの歴史に加えて、JR東日本誕生後に本格化したエキナカ開発と、これらと連係した周辺地区開発を総合的に紹介。単に駅・駅内施設の改良の歴史ではなく、いわば一つの都市(=駅都市:ステーションシティ)を形づくるべく進化・発展を図る東京駅の姿を描く。
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【はじめに】より
国鉄の民営分割で生まれたJR東日本は2002(平成14)年頃からお客さまが「通過する」駅から「集う」駅へ,をコンセプトとした「ステーションルネサンス」に取り組み(2月,アトレ上の開業)「エキュート」「ディラ」といった名称に代表される「エキナ……