成山堂書店の書籍紹介

動物保護運動の虚像 【5訂版】−その源流と真の狙い−

梅崎義人 著

捕鯨禁止を決めた会議のゴリ押し、イヌイットを追いつめたアザラシ保護、政治的サカナにされているマグロ漁業等、動物保護の真実を描く。 【目次】  1章:環境帝国主義の誕生  2章:捕鯨を葬った民主主義の暴力  3章:アザラシ救済とイヌイットの悲劇  4章:保護したオットセイが激減  5章:絶滅種に祭り上げられたアフリカ象  6章:資源豊かでもべっ甲業界大ピンチ  7章:混獲不可で中止に追い込まれた母船式サケ・マス  8章:ぬれ衣を着せられて葬られた公海流し網  9章:政治的にサカナにされたクロマグロ  10章:動物権者たちの欺瞞……

海上保安庁 船艇と航空 交通ブックス205

徳永陽一郎・大塚至毅 共著

白い精悍な船影にファンも多い世界屈指のコースト・ガード海上保安庁船艇のすべて。 同庁の航空業務の歩みと役割も紹介。 【目次】 第一部 船艇 第一章 海上保安庁船艇の任務と活動  1 海上保安庁創設の経緯  2 海上保安庁船艇の任務  3 海上保安庁船艇の活動 第二章 海上保安庁船艇の構成 第三章 海上保安庁船艇建造の歴史  1 創設期の船艇建造  2 更新充実期の船艇建造  3 新海洋秩序時代以降の船艇建造 第四章 海上保安庁船艇性能・装備の特色  1 復原性能  2 船体強度  3 耐航性  4 速力性能  5 居住性……

最新のサケ学 ベルソーブックス011

帰山雅秀 著

サケとマスはどう違うのか。サケはどうして故郷の川へ帰ってくるのか。サケの小型化・高齢化現象とは何か。 サケによって維持される自然環境とは。「海からの贈り物」サケの不思議と魅力のすべて。 【はじめに】 日本人とサケは、古くは縄文時代から深いつながりを持ってきたと言われている。サケが生まれた川に帰ってくることは江戸時代の『和漢三才図会』(1712年)という書物にみることができる。このようになじみみの深いサケであるのに、どういうわけかその生物学に関しては、これまで十分な内容を記載されたものがなかった。 サケはどうして故郷の川に帰ってくるの……

魚のウロコのはなし ベルソーブックス027

吉冨友恭 著

ウロコを調べる!食べる!利用する!薄いウロコだって、奥が深い。一読すれば思わず目から鱗の、 今までにない「ウロコの専門書」がついに完成! 【はじめに】より 「鱗」と聞くと、みなさんは何を想像するだろう。魚の料理で鱗を取るのに苦労したこと、魚を食べて歯の隙間に鱗が挟まったこと、他にも、鯉のぼりの模様を思い浮かべる人もいるのでは・・・。筆者には魚屋の大きなまな板や床についた鱗が洗い流されていく光景が目に浮かぶ。幼少の頃に親しんだ大阪の黒門市場で毎日のように見ていたせいかもしれない。 鱗は多くの人にとって身近なもののはず。水産大……

空港と鉄道−アクセスの向上を目ざして− 交通ブックス115

佐藤芳彦 著

都市部から離れた位置にある空港とそのアクセスを担う鉄道。従来競争関係にあった両者の協調を内外の多くの事例を紹介し解説する。 【まえがき】より 情報化社会になればなるほど、人と物の移動が活発になる。それは量的拡大のみならず国境を越えた面的拡大を伴っており、新幹線に代表される高速鉄道やジャンボジェット機のような新技術の発達により加速された。しかし、それらは空港と空港の間、都市と都市の間のみの効率的な輸送体系をつくる上では有効であったが、空港と都市との連絡に関しては課題が多い。 一方、航空機と鉄道は長い間競争関係にあった。鉄道が馬……

船舶からの大気汚染防止関係法令及び関係条約

国土交通省海事局安全基準課 監修

平成17年5月から施行された海洋汚染等防止法に基づく船舶からの大気汚染防止に関する法令を、英和対訳の技術規則等も含めて収録。 (海事図書)

海上貨物輸送論

久保雅義 編著 斎藤勝彦・水井真治・淺木健司・笹 健児 共著

輸送中の貨物損傷をいかに抑えるかは、物流が発生してから今日に至るまで続く古くて新しい課題でです。 これまで、さまざまな知識の集積や施設・設備の充実などによって基本的には改善されている方向にあり、「名人芸」を必要とする場面も少なくなっています。 その一方で、国際物流が活発化し、様々なレベルの船員・荷役関係者が混在する昨今、海上貨物輸送に関する基礎教育の重要性が改めて見直されつつあります。 本書は、海上輸送の歴史的役割から、荷役設備、損傷実態、コンテナの概要、動揺、船体強度などの基礎知識について図表を多く用いてわかりやすく解説したも……

曳船とその使用法 【2訂版】

山縣侠一 著

大型船の港内操船から、外洋での曳船作業にも触れた新しい解説書。大型船船長や船渠長を対象とし、曳船の種類、性能、配置法等を説明。 【はしがき】より  船舶が急速に巨大化され、海上の船舶交通量が日増しに多くなってきている今日、一定の面積しか確保できない港湾では、相対的に操船水域はますます窮屈になってきている。こういう状態の中で大型船を安全に操船するためには、どうしても曳船の助けを借りる必要があり、操船者は、今まで以上に曳船を自らの手足のように使用する必要に迫られている。この傾向は、将来も変わることはないであろう。したがって、これか……

ロボット工学概論 【改訂版】

中川栄一・伊藤雅則 共著

ロボット工学の基礎となる技術を具体的な事例を用いてわかりやすく解説。構成図や写真なども多数掲載。最新ロボット技術を取入れた。 【まえがき】より  ロボットは、20世紀を迎え、動力源やセンサー、コンピュータ、ソフトウェア、材料など周辺技術の画期的な進歩を背景として、人間に代わって仕事をする機械を持ちたいという人類の有史以来の夢を実現すべく、研究開発が行われてきた。それは、可能なレベルから実用化を図るという方式を採り、まず、人間の肩関節から先の構造を模擬したマニピュレータが実用化され、製造業における生産の合理化を実現した。そのため、マニ……

気がついたら水中考古学者

水中考古学者 井上たかひこ 著

海に潜り難破船や海底都市を探す海の冒険家が、幾多の困難を乗り越え水中考古学者になるまでの航路を描く。人生を応援してくれる一冊。 【はじめに】より どうせ一度は死ぬのであれば 青春とはいったいなんだろう?人生とはいったいなんだろう?人が生きるってなんだろう?人間の本当の幸せとはいったいなんだろう?自分はなんのためにこの世に生まれてきたんだろう?紆余曲折という言葉があるが、大半の人が自分がいかに生きるべきかについて自問自答し、心のなかでもがき苦しんでいるにちがいない。その答えがすぐにでもわかったら、どんなにか楽なことだろう。 人間は一度……
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