成山堂書店の書籍紹介

水産環境の科学

早川康博・安田秀一 編著

水の構造と物性、海水の光学的性質、潮汐・潮流、海洋拡散、砂浜の生態、物質循環等、環境浄化や水産物の供給として重要な海の働きを解説。 【目次】 1 水の不思議をミクロの目で調べる  1-1 はじめに  1-2 身近に目にする水の不思議  1-3 ミクロにみた水の不思議  1-4 赤外分光法で水の不思議の起源を研究する  1-5 おわりに 2 海中の光  2-1 はじめに  2-2 光の波長と色  2-3 海水の固有の光学的性質  2-4 海水の固有の光学的性質の実測例  2-5 空と海の青い色  2-6 照度と輝度  2-7 照……

磯焼け対策シリーズ1 海藻を食べる魚たち−生態から利用まで−

藤田大介・野田幹雄・桑原久実 編著

近年、高度経済成長期から現在にかけて失われてしまった『豊かな海』を取り戻そうという動きが、官民問わず幅広い分野で活発化しています。その中で藻場は豊かな海の象徴的な存在の一つとして位置づけられ、全国各地で再生に向けた取り組みが行われています。しかしながら、思うような成果が上がらない、あるいは衰退に歯止めがかからないといった状況も見受けられます。その原因の一つとして最近注目されるようになっているのが、アイゴ・ブダイ・ニザダイなどの植食性魚類です。 本書は、これら植食性魚類による藻場の被害状況をまとめ、魚の生態、漁獲法、利用(食べ方)などを……

水産・海洋ライブラリ2 食品のレオロジー

磯 直道・水野治夫・小川廣男 共著

「レオロジーとは何か?」から食品製造工程の役割、消費者の官能評価まで、その理論と実践を様々な食品を例に多くの図表を用いて解説。 【目次】 第1章 弾性  1.1 フックの法則  1.2 実用弾性率  1.3 弾性と温度 第2章 粘性  2.1 ニュートンの法則  2.2 粘性率  2.3 粘性と温度  2.4 溶液の粘度  2.5 異常粘性 第3章 粘弾性  3.1 マックスウエル弾性  3.2 フォークト粘弾性  3.3 多要素模型  3.4 粘弾性と温度  3.5 熱レオロジー的単純性  3.6 動的粘弾性  3.7 非……

旅する視点−自分流海外散歩のすすめ−

藤沢孝之 著

海外旅行をもっと楽しくもっと有意義に!多くの出会いと感動のあるこだわりの旅、異文化交流のポイントを提案します。

海難の世界史 交通ブックス213

大内建二 著

海難の悲劇はタイタニック号だけではなかった!歴史の中に埋もれた数々の海難を紹介。 豊富な線画と写真で明らかにされる海難秘話。 【目次】 第一章 海難とは何か 第二章 海難の歴史  第一節 古代の海難   1 実証に見る古代地中海の海難   2 記録に見る古代日本の海難  第ニ節 中世の海難   1 中世ヨーロッパに見る海難   2 中世アジアと日本に見る海難  第三節 近世の海難   1 大航海時代の幕開け   2 カリブ海を中心としたスペイン船の海難   3 北米大陸東岸の海難と蒸気船の苦悩   4 近世の日本の海難  第四節……

海藻の食文化 ベルソーブックス014

今田節子 著

健康食として注目されている海藻。日本では古くから薬効をもつ食べ物として、今よりも多種類の海藻が利用されていた。 海藻の食文化を見直すことで、新しい利用法も見えてくる! 【目次】 第1章 海藻とは何か?海藻の食文化を理解するために?  1-1 海藻と海草はどう違う  (1)海藻と海草を区別する  (2)海草利用の伝統  1-2 海藻の分類と特徴  (1)色による海藻の分類  (2)「〜モ」「〜メ」「〜ノリ」  1-3 海藻が生える環境とその採り方 第2章 食用海藻の種類と移り変わり  2-1 食べている海藻は一握り  2-2 昔はた……

エチゼンクラゲとミズクラゲ−その正体と対策− ベルソーブックス030

安田 徹 著

ふぅわり、ゆらゆら 優雅に海中を漂う美しいクラゲたち。 心を癒すものもいれば、 人々に大きな被害を与えるものもいる。 不思議に満ちたクラゲたちの生態、被害対策、利用法を探る。 【はじめに】より 近年、温暖化に伴う地球環境(大気や海洋等)の変化・異常現象が話題となっています。新聞、雑誌やテレビなどのメディアを通じて、私たちは世界規模で起こっているその現状を知ることができます。海洋に関することでは、海面の水位や水温の上昇、豪雨による沿岸土砂の流入等がとりあげられ、今後の見通し・予測が論じられています。 では海洋生物ではどうでしょうか。最……

英和 海事大辞典

逆井保冶 編

収録語数約23,000語。帆船時代からの海事全般を網羅し、1000余枚の説明図を付した本格的大辞典。特に帆船用語の充実ぶりは類書を圧倒する。 【まえがき】より 海事用語と簡単に言ってもその範囲は広く、航海・運用・機関・電気・電子・自動制御・造船・海象・気象・法規・保険・運輸・荷役等をはじめとして、他の多くの学問の分野に関連しています。それに加えて古語もあり新語も次々に生まれてまいります。したがって海事用語を統合するには、それぞれの専門分野の多数の学者の協力をまたねばなりませんが、船舶運航者の日常の職務に、船員教育に携わる方々の記憶の……

海上交通三法の解説 【改訂版】

巻幡竹夫・有山昭二 共著

海上衝突予防法・海上交通安全法・港則法を逐条的に解説。重要条文の記憶法、理解と確認のための練習問題を収録し、海技国家試験(1〜3級航海)受験者、船長・航海士が海上交通法規を正しくマスター出来るテキスト。 【はしがき】より  この度、海上衝突予防法、海上交通安全法及び港則法の解説書である「明解 航海法規」の新訂版ともいえる「海上交通三法の解説」を執筆いたしました。  本書は、巻幡竹夫先生の労作「明解 航海法規」の明解な解説を基盤とし、その後約10年間の関係法令の改正及び国家試験の傾向の変化に対応するとともに、重要条文、……

港湾荷役のQ&A(改訂増補版)

(社)港湾荷役機械システム協会 編

港湾・船舶・荷役・貨物から法令まで、多岐にわたる港湾業務の基礎知識を図や写真を織り交ぜ、港湾業Q&Aでわかりやすく解説。好評の初版100問から120問へ、また、港湾に多大な影響を与えた東日本大震災や昨今の技術開発を受け大幅改定。現場でも、より役に立つ「改訂増補版」です。 【はじめに】より 社団法人港湾荷役機械システム協会は、本年創立50周年を迎えましたが、その源は、昭和31年に設立された港湾荷役機械化協会にあります。当時の港湾荷役の状況がどのようなものであったかを機関誌『港湾荷役』の創刊号に探ってみました。雑貨については港内に……
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