水産の書籍紹介

環境ホルモンと水生生物 ベルソーブックス019

川合真一郎 著

オスの魚がメス化し、メスの貝がオス化する!オスになれないワニ、子どもを産めないアザラシ、殻が薄く壊れやすい卵を産むワシやタカ! 内分泌錯乱物質、いわゆる「環境ホルモン」の問題は始まったばかりなのだ。 【はじめに】より  わが国では1996年ごろから内分泌撹乱物質についての報道が始まったが、その辞典ではまだ“内分泌撹乱物質”という言葉も定着していなかったし、まして“環境ホルモン”という単語も誕生していなかった。ところが1997年に入ってからは連日のように、“環境ホルモン”に関する新聞、テレビの報道はパニック的ともいえるほどの状況を呈し……
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