趣味・実用の書籍紹介
隈研吾 鎌倉に「小さな英国アンティーク博物館」をつくる訳
土橋 正臣 著・隈 研吾 監修・森日出夫 写真
英国アンティークコレクターの土橋正臣氏が鎌倉に「英国アンティーク博物館 BAM鎌倉」を建てることになりました。鎌倉鶴岡八幡宮の参道に立つ英国アンティーク博物館として、9/23にグランドオープン。
設計・デザインを隈研吾氏が担当し、その過程を写真家の森日出夫氏が撮影。鎌倉彫を模した外壁のファサードは、一見の価値があり、本書は隈研吾氏と土橋正臣氏によるインタビューで、この博物館を建てる意義や建物の構造、各フロアを解説。
【はじめに】
鎌倉の鶴岡八幡宮から歩いてすぐ、若宮大路の参道沿いに、小さな英国アンティーク博物館「BAM鎌倉」……
そらにかえった にゅうどうぐも
レオニート・チシコフ 文・絵/藤原潤子 訳
ある日ひとりの男の子が、雲を紡いでセーターを作ることを思いつきます。ふわ ふわで温かいセーターができて、男の子は大喜び。ところが思いがけず、困ったことが起きます。地球温暖化をはじめとする、人間による環境破壊についての寓話的作品。
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パパかいぞくの こもりうた
アントン・ロマーエフ 文・絵/藤原潤子 訳
元気いっぱいのチビ海賊は、夜になっても眠る気なんてありません。パパ海賊は子守歌を歌いますが、歌詞からどんどん空想がふくらんで、チビ海賊はますます大興奮! 一体、いつになったら眠るのでしょう? パパと子どもの攻防が楽しい一冊。
ブラチスラバ世界絵本原画展「金のりんご賞」受賞作品。
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ちいさい おふねの ぼうけん
マリナ・アロムシュタム 作/藤原 潤子 訳
海に行って本物の船になろう! そう心に決めた、小さな紙のおふねの物語。いろんな船に出会いながら旅を続けるおふねは、無事に海にたどりつけるのでしょうか? 未知の世界に一歩を踏み出す勇気をくれる一冊。
クラウス・フラッグ 賞、北京国際ブックフェア・イラストレーション展審査員賞受賞作品。
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海辺の生きもの図鑑
千葉県立中央図書館 分館 海の博物館 監修
潮間帯に住む魚やエビ、カニ、ヤドカリ、ウミウシ、ヒザラガイ、貝、イソギンチャク、ヒトデ、ウニ、フジツボ、海藻など、300種類以上を掲載。すべて海辺にいる生きものだけを掲載しています。
【目次】
・魚
磯では、潮がよく引いた干潮のときに潮だまりで魚を観察することができます。潮だまりに集まる魚は決してはでではありませんが、小さくかわいらしいものがたくさんいます。夏から秋にかけて黒潮に乗って南の海から渡ってくるチョウチョウウオやスズメダイの子どもも観察できます。
・甲殻類
磯で人気のエビやヤドカリ、カニは甲殻類のなかまにな……
日本の船員と海運のあゆみ ー戦後復興からグローバル経済下の船員社会ー
藤丸 徹 著
「船員という職業集団のリアルな貢献と歴史を残したい」という著者の真摯な思いが詰まった1冊!
敗戦占領下・戦後復興、船員教育の改変、海運再編・集約、中東戦争やベトナム戦争、イラン・イラク戦争、便宜置籍船・混乗船・近代化船、緊急雇用対策など、海事業界の船員に関する大きな変化を追いながら、その時々に実際の船員の働く現場で起こった具体的な出来事、エピソードを現場目線で紹介。敗戦からの復興、繁栄、衰退の船員を描いた"激動の昭和"を生き抜いた船員の姿を紹介。
【はじめに】
本書は,戦後から昭和の終わりまでの外航船に乗り組んだ船員の記……
雷の疑問56 みんなが知りたいシリーズ16
鴨川 仁・吉田 智・森本健志 共著
「ゴロゴロ」と雷鳴轟き、「ピカッ」と稲光でお馴染みの雷に関する56のクエスチョンに、雷研究の最前線にいる3 名がわかりやすく回答します。雷の性質や特徴、その多様さから、体・モノを守る手段や利用する技術、文化的なアプローチまで、雷のすべてがわかります。
本書において下記のとおり、誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。
*巻頭カラー口絵5 ページ「口絵10」のキャプション
(誤) 上:夏 6 ~ 8 月・下:冬 11 ~ 1 月(2018~2020 年のデータを使用)
(正) 上:冬 ……
ドクター山見のダイビング医学
山見 信夫 著
レクリエーショナルダイビングから潜水業務まで!ダイバーや潜水士なら知っておきたいダイビングが体に与える影響についてQ&Aで学ぶ。
とくに誰もが気になる減圧症や、減圧症以外の潜水が原因で起こる頻度の高い潜水障害の症例と原因、予防法について、イメージが難しい体のしくみや症状などを図解しながら丁寧に解説していく。また、より安全で体に負担をかけないという視点からダイブコンピュータや呼吸ガス、ダイビング前後の行動の注意点について正しい知識も紹介。
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【はじめに】
海に行くと、ダイバーからよく体調のこ……
ヒューマンファクター ~安全な社会づくりをめざして~
日本ヒューマンファクター研究所 編
安全問題は、いつでもあり続ける永遠の課題です。
安全を確保するには、様々な側面があり、どの側面をとってもその背景には必ず人間が関係していることから、安全におけるヒューマンファクターは不可欠となります。
本書は、人間の特性や疲労とストレス、事故原因の分析、安全における現場力、安全管理について具体例を用いて分かりやすく解説しています。
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【はじめに】
ヒューマンファクターというのは、奥も深いが非常に幅広い概念の学問である。日本ヒューマンファクター研究所はヒューマンファクターを実践的学問と捉えて、心理学(認知心理……
魚の疑問50 みんなが知りたいシリーズ15
高橋正征 編
魚が食べられなくなる日はいつ来るの?どうすれば避けられるの?養殖のメリットは何ですか?など、水産資源をめぐる現状、国際関係、対策などを水産資源の専門家がわかりやすく解説。
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【はじめに】
近い将来,魚が食べられなくなるかもしれない? といったら,皆さんの多くは“まさか! そんなことないでしょう!”と驚かれるかもしれません。たしかに,今,直ぐに食卓から魚が消えてしまうことはありません。とは言っても,魚が手に入りにくくなるのは,そんなに遠い先ではないかもしれないのです。病気でもそうですが,手遅れになる前に,手……