趣味・実用の書籍紹介

東日本大震災 そのとき海上保安官は

(財)海上保安協会 編著/海上保安庁 協力

【東日本大震災対応10ヵ月の記録】  昨年3月11日の大震災発生から今年1月11日までの10ヵ月に海上保安庁が投入した巡視船艇は1万1634隻、航空機3628機、特殊救難隊員1256人、機動救難士826人、機動防除隊は410人(いずれも延べ人数)。  漂流船艇や孤立家屋などから救助したのは360人(ヘリコプターによる吊り上げ279人、巡視艇など81人)。行方不明者捜索では391遺体を揚収。うち潜水捜索にには延べ5266人の潜水士などを投入、延べ936回(891ヵ所)で潜水し50体を揚収した。漂流船は506隻を発見して生存者の有無を確認……

増補三訂版 ディンギーヨットの基礎訓練−初級から中級へ−

笹岡耕平 著

ヨットの基本であるディンギーヨットの入門書。服装や各部の名称等からレースに至るまで、著者独自のテクニックも交えて図解。 著者からこの本を読まれる方へ(「はしがき」より)  この本は昭和62年1月に成山堂書店から刊行された「ビギナーのヨット教室テキスト」を発展させて、1997年に改組された国際セイリング連盟(ISAF)による国際セイリング競技規則の大改訂に準拠したものですが、それ以後ISAFによるルールの見直しや修正が、オリンピックに対応して4年毎に行われるようになりましたので、今回は2009〜2012年に適用される規則に沿うよ……

海のけもの達の物語−オットセイ・トド・アザラシ・ラッコ−

和田一雄 編著

北海道から千島、ベーリング諸島に住んでいる愛すべき海獣たち。結婚から出産・子育てなど、彼らの生活と調査・観察のエピソードを綴る。

旅する視点−自分流海外散歩のすすめ−

藤沢孝之 著

海外旅行をもっと楽しくもっと有意義に!多くの出会いと感動のあるこだわりの旅、異文化交流のポイントを提案します。

四国八十八ヶ所霊場めぐり切り絵集

萩原幹生 画・文

レジャー・スキューバ・ダイビング−安全潜水のすすめ−【5訂版】

海上保安庁警備救難部救難課 監修・(財)日本海洋レジャー安全・振興協会 編著

スキューバ・ダイビングの安全指導書として初心者から指導者、ショップ経営者まで幅広い人たちへ、豊富なイラストとカラーの図で分かりやすく解説。 スキューバ・ダイビング経験者の確認のために、インストラクターの方、レベルアップをしたい方にオススメです。 【目次】 第1章 レジャー・スキューバ・ダイビングの現状  1 マリンレジャーとスキューバ・ダイビング  2 レジャー・スキューバ・ダイビングの仕組み 第2章 レジャー・スキューバ・ダイビング入門   1 潜水物理の基礎   2 潜水生理と潜水障害  3 潜水適性  4 女性とダイビング  ……

登山者のための地図とコンパスの使い方−あなたの方法は間違っている−

横山雄三 著

登山者必携!いざという時に役立つ、地図とコンパスの正しい使い方を紹介。地図の読み方から練習方法、応用まで知識と理論満載の1冊。 ◆著者からこの本を読まれる方へ(「はしがき」より)◆ 『登山に地図とコンパスは必携です。』 そういわれて大切に持って行くのに、滅多に使ったことがない。たまに使うことがあっても、山座同定に用いるだけで、今日の登山に役立つものとは思えない。 これでは地図とコンパスは不要ではないか、という気持ちになってくると思います。そこで、山の専門家にこの疑問を尋ねてみると、 『「いざ」という時に必要である。』 ……

宇高連絡船 紫雲丸はなぜ沈んだか

萩原幹生 著

死者168名。多くの幼い命を奪った紫雲丸沈没事故。濃霧の中での“謎の左転”,衝突。その事件の真相に(元)宇高連絡船船長が迫る。 【はしがき】より 昭和30年5月11日、午前6時56分、風のない平穏な瀬戸内海の高松沖で世界海難史上まれにみる大事故が発生した。国鉄宇高連絡船の客貨船「紫雲丸」と同貨物船「第三宇高丸」が衝突し、紫雲丸が沈没するという事故でそれは濃霧のいたずらというにはあまりにも大きな犠牲を伴うものであった。 その前年の9月に函館港外で台風15号によって洞爺丸他四隻が沈み空前の犠牲者1155名を出した。その審判の結審も出ない……

海のパイロット物語

中之薗郁夫 著

港に出入りする船を安全に離着岸させるパイロット(水先人)。操船技術から外国船船長との交流まで、その仕事の全てを分かりやすく紹介。 【まえがき】より パイロットといえば、大方の人は飛行機の操縦士を思い出されるであろうが、本来「水先案内人」のことで、こちらが元祖である。法的には「水先人」という呼称であるが馴染みにくく、海事関係や港関係の人達は、もっぱら「パイロット」と言っている。 世界中の港屋海峡にはパイロットがおり、船が港湾や海峡、内海など航海危険の多い水域を航行するときは、安全のため、その水域の事情や船の操縦に精通したパイロットを乗……

観光船 讃岐丸物語−元宇高連絡船の航跡−

萩原幹生 著

宇高連絡船航路廃止後、唯一観光船として残された。乗船時のエピソードから船内教育、連絡船のその後など船長ならではの視点で綴った航海記。 【目次】 転落事故 パイロット 船員の家族への手紙 制服の威力 小豆島の伊予丸・阿波丸を訪ねて 連絡船を愛した人からの手紙への返事 岸壁の移転 台風 連絡船記念碑 天女との出会い 鬼の船長 訓練 大三島紀行 上司と部下(息子への書簡) 安全航海 ある朝 阿波丸賛歌 不安と葛藤 参加することに意義がある 終焉……
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